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東京ステーションホテル様のロビーラウンジにて11月1日から2月末の冬季限定で カレンデュラとエキナセアのオリジナルハーブブーケのご提供が始まります。   夏の間に畑で収穫したハーブを、そのままの形で乾燥させています。 お湯を注ぐとティーポットの中でお花が開く様子が楽しめる従来のレティのハーブティーとは少し違った、趣のある1杯です。 畑で風にそよぐハーブそのままの鮮やかさをお楽しみください。  

こちらの記事でご紹介した飲めるハーブの花束。 https://lehti-farm.com/news/2285/ 軽井沢にあるMORIASOBI様からのご提案で、私たちのハーブティーを畑にある姿そのままで販売させていただくことになったのが昨年夏。この商品は、一つのパッケージに個包装された5種類のハーブをお飲みいただく方のチョイスで、いくつかの種類を合わせてお飲みいただく商品です。 畑に咲くお花たちをそのまま摘み取り、洗浄後乾燥室に入れていくので、乾燥室にはたくさんのスティックハーブが吊るされ、カラフルでにぎやか、収穫作業も楽しくなります。 このスティックタイプのハーブティーは、私たちにとっても初めての経験で、乾燥や保管などの試行錯誤を経て、この姿形そのままのハーブを製品化することができました。MORIASOBI様からのきっかけで制作したこの商品を、昨秋から私たちのオリジナルでも制作しようと検討を重ねてきました。 そして見た目の美しさはもちろん香りと味にこだわり、色味の美しいお花と、香りと味のしっかりでるリーフ系のハーブを組み合わせ、まず第一弾として2種類を制作しました。 上:濃いピンクのエキナセアと、キャンディミント 下:オレンジのカレンデュラと、レモンバーベナ。 カップにお湯を注ぎ、3分待って完成です。 お湯を注ぐとじわじわとお花が開き美しいんです。エキナセアは最初は濃い紫に近い色味ですが、お湯を注ぐときれいな透き通ったピンク色に変化するのがポイントです。   諸事情があり、現時点では、販売している店舗はないのですが、今後はラインナップも増やしていく予定です。お楽しみに。   今年の夏は、猛暑で大雨になるとか、ニュースを聞きますね。私たちの畑はもともと水田で、そもそも水が溜まりやすいように設計されているため、雨が多く降ると沼地のようになり人間はうっかりしていると足をとられ、乾燥を好むハーブにとっては厳しい環境にもなり得ます。 畑をやっていると、同じ年というのはないですし、予定通りなんてこともなくて、常に変化していく植物をよく観察して、必要なことを施していくのが、私たち人間の役目なんだろうと思います。ということで、大雨に備え、水を外に逃がす対策を施しました。
雨の直後。手前の溝から水が逃げてくれるといいのですが
6月に入った現在は、草との闘いの日々です。
こちら6月上旬の畑。
自然のままで育てたいと思うのですが、自然にしておいたら雑草もハーブも区別がつかなくなってしまい、あるときなんて、雑草の間に生えたハーブを探して摘むようなときもありました。そのため、ある程度雑草も管理をして、収穫時に人の手を入れやすくすることが必要で、そのせめぎあいの畑づくりをしています。 そんな人間の働きの横で、どんな状況でも生き延びようとする植物の逞しさに勇気をもらったりもするものです。始まりは、弱弱しく顔を出した双葉から、根を張り、葉を広げて養分を蓄え、花をつけて種を残しゆく。潔い姿です。
発芽したてのカレンデュラ
しっかり根を張り 花を咲かせるカレンデュラ
乾燥室の様子 新鮮なカレンデュラをきれいな色のまま乾燥し、仕上げる
そして、そんな植物の姿をそのままにした商品を形にして、販売することになりました。が、ちょっと長くなりますので、次の投稿に続きます。
慌ただしく季節が進み、あっという間に秋が通り過ぎていきます。レティファームの周辺はカラマツの林が多く、山裾にはきれいなオレンジ色のじゅうたんが広がります。5月中旬から始まった収穫作業は、霜のおりる10月下旬には終わりを迎えました。 11月の頭に、畑の資材を片付け、畑じまいとしました。収穫作業がなくなったぶん、納品作業のほかに、バタバタした夏の間にできなかったじっくり打ち合わせを必要とするものなど進めています。 今年の畑は、仲間の力を借り、時には背中を押してもらいました。昨年までは、草刈りを頼む程度で、常時人にお願いするということはなかったのですが、今年は友人や紹介で手伝ってくれる数名とローテーションで畑を回していました。すると、一人で黙々と作業しているよりも、もうひとりいるだけで張り合いがあって、おまけにいつもよりも短い時間で多くの量が進むなんてことに気が付きました。 この町にきて、農業の「の」の字も知らなかったとき、農家のお爺さんに「農業は1人でやれば一人前もできないけれど、2人でやれば三人前はできるんだよ」と言われながらマルチを敷いたことがありました。今シーズンは、まさにその言葉の意味を身に沁みて理解した、そんな半年。元来、チーム戦は苦手なほうなのですが、また来年もみんなで良い畑にできますように。   おまけ:畑では、植物と虫たちの優しい関係にも日々心なごみます。   畑が落ち着くと同時に、ハーブティーが美味しい季節がやってきました(笑) ありがたいことに、連日、生姜とシナモンを使った「黄金色の約束」のご注文が続いています。夏にこれでもかと沢山収穫したカレンデュラたちがティーポットの中で踊ります。予想もできないイレギュラーなことも多々起きた今年の夏でしたが、お客様やお取り扱い店様からの温かな応援が励みになって、なんとか乗り越えてやっております。本当にありがとうございます。
photo:satoru ikegami
        8月に入り、いよいよハーブの花たちもこれでもかと花をつけ、短い夏の盛り感じます。  昨年からご縁をいただき、軽井沢のハルニレテラスさんの中にある素敵なショップMORIASOBIさんにて、この花をそのまま組み合わせた【Natural Herb Bouquet】のお取り扱いをしていただいております。
画像をお借りしました
可愛らしいハーブをそのままの形でお届けできたら、よりレティの畑の風景や風を感じてもらえるのではないかと思いながらも、なかなか形にすることができずにいたとき、ブーケの提案をいただいたのです。ご担当の方の素晴らしいアイデアと丁寧なフォローによって、私たちの思いが実現したときは本当にうれしかったです。昨年は、限定100箱をお届けし、完売してしまっておりましたが、間もなく、MORIASOBIさまに納品できる運びとなりました。

ハーブのドライフラワー

今回は、ハーブブーケの制作の裏側をちょこっとお見せしたいと思います。花モノは、水分が残っているとうまく乾燥が仕上がらないことがあり、必ず雨や朝露が乾いたときに収穫します。ひときわ目を惹くオレンジのカレンデュラは、日が当たると花が開き、夕方にはしぼむタンポポのような性質があります。午前中、パリッと花が開いたときに収穫。 カレンデュラは虫が付きやすいため、念入りに時間をかけて洗い、ピンチにつるして干していきます。大変てまひまのかかる作業ですが、干しあがるハーブの美しさを眺めると不思議と苦にはならないものです。
photo:satoru ikegami
今年は、カモミールも少しですがスティックにしてみました。 圧倒的な存在感を放つエキナセア。
photo:satoru ikegami
他にも、オレガノ、ラベンダー、レディースマントル、ベルガモット。リーフもので、ミントやホーリーバジル、タイム、レモンバーベナなど、しっかりした味のでるものも入れていきます。 この商品の醍醐味は、なんといってもスティックをマグカップに浸して、じわじわと広がるハーブをお楽しみいただくこと。まさにフレッシュの時のような鮮やかな色味と形が現れます。畑で風にそよぐハーブの様子そのまま、というのがまさに体現された商品です。  
画像をお借りしました
ひとつひとつ包装されていますので、お好みで飲むハーブをチョイスして。 カモミール×ミント /  カレンデュラ×タイム のように、お花モノ×味のしっかりしたリーフを合わせていただくと、自分好みの味わいが見つけられて、楽しい時間かなと思います。   今年もまた、なかなか気の抜けない夏になってしまいましたが、私たちのハーブが少しでも皆様の生活の彩りになればなによりです。

ホーリーバジルの語源

ホーリーバジルは、インドの伝統医学、アーユルヴェーダをご存じの方であれば、きっと聞いたことがあるであろう有名なハーブです。 ※女神ラクシュミーの化身、聖なる植物とされ、インドの言葉でトゥルシー(tulsi)「比類なきもの」という意味を持ちます。(※出典『ハーブのすべてがわかる事典』,ナツメ社,2018)

ホーリーバジルのハーブティー

万能の効果があるといわれますが、何よりもその唯一無二の香りが多くの方を引き付ける理由でしょう。独特のスパイシーな香りと、甘いような香りとが合わさっているのですが、飲むと驚くほどすっきり。

オオヤトゥルシーの栽培

実は、ホーリーバジル(トゥルシー)のなかにも、品種がいくつかあります。それぞれ、香りも、葉や花の色も異なります。レティで栽培しているのは、オオヤトゥルシー。日本人の故・大矢泰司さんのお名前の付いたホーリーバジル葉の裏が紫色をしているのが特徴的です。 このホーリーバジルを使ったブレンドは、「大地の祈り」。 この唯一無二の香りを味わってほしいから、合わせるのはブルーの色を出すマロウのみ。ホーリーバジルだけでも、きれいな翡翠色のお茶になりますが、マロウを加えることでより一層、神秘的な色味になります。このブレンドは、長いことファンでいてくださっている方も多く、やっとやっとお届けできる喜びでいっぱいです。 購入はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/29853680   ホーリーバジルは7月上旬ころから少しずつ収穫が始まります。 花芽を摘んでいくことを繰り返すとわき目が成長し、8月には50cm~60cmほどの背丈に成長します。
こちらは8月の朝。だいぶ大きく、たくさん花をつけます。
これからまだまだ収穫シーズンが続きますが、ハーブの香りに囲まれての朝の収穫は、とても気分の良い時間。instagramでは常に畑の様子などをお知らせしておりますので、ぜひフォローしていただけたら励みになります。 lehtifarmインスタグラム   ホーリーバジルの収穫のこだわりについてはこちらを↓
ハーブの収穫~ホーリーバジル
  なんとなんと、観測史上最速の梅雨明けですね。標高830mの畑でも、朝8時頃から照り付けるような日差しを感じます。標高が高いのでとにかく太陽に近く、日差しの強さには参ります。時折、風がさーっと吹き抜け、風に揺れるハーブがなんとも気持ちよさそうです。 畑では例年よりもやや遅めながら、続々とお花が咲き始めています。なかでも目を惹くのが、この濃いピンク色の花をつけるマロウ。ウスベニアオイといいますが、アオイ科の花らしく背も高くなります。 マロウの花の蜜を吸うために、ミツバチが行き交い、ブンブンと元気な羽音が聞こえます。 マロウは、ひとつひとつで手広げて、乾燥させます。 ピンクの花を干すと濃い紫に乾燥が仕上がり、お湯を注ぐと青い色がじわじわとしみだします。 ひだまりの夢と大地の祈りに使用しています https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912   マロウ自体には特徴だった香りや味わいがなく、ブレンドの味を邪魔せずにきれいな発色が楽しめるので、レティの中でも特に沢山育てているハーブです。 前年の種がこぼれて、こぼれ種から発芽するため、一度苗を買えば毎年手がかからない育てやすさも魅力です。毎年、好きな場所に好きなように葉を広げてくれてます。 花期が長く秋まで咲いてくれますので、丁寧に摘んで乾燥させてを毎朝繰り返し、大事にお届けしています。 ↓青いハーブティーについて書いた記事はこちら↓
青いハーブティー~マロウブルーとバタフライピー
梅雨に入り、肌寒い日が続いている信州、佐久穂。 5月下旬から少しずつカモミールとキャンディミントの収穫が始まりました。 ミントは朝の畑で、なるべく直射日光に当てないようにしながら、収穫。水を入れたタンブラーに、畑でつまんだミントを入れたハーブウォーターは、野良作業のお供です。
キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~
この季節のミントは少し濃い紫のような葉の色。 カモミールは朝露が乾くころに、ひとつひとつ手で摘み取ります。   採れたてのカモミール、ミントをいれた大人気の「月の光につつまれて」。青いお皿に映えるミント、カモミールの白、甘夏のオレンジ。この時期から収穫したてのミントをはじめとするハーブで納品できるようになります。 カモミールは収穫時期が短く、毎日少しずつ少しずつ乾燥させていますので、大量生産できませんが、一つでも多くお届けできるようにオンラインに追加しました。 「ひだまりの夢」も採れたてのミント、マロウでお届けします。森林浴と大地の祈りは、まだ収穫が先のため、7月末頃になりますが、オンラインにはそれ以外の商品はそろえております。 https://lehtifarm.thebase.in/

標高850mの畑では、5月後半から徐々にハーブの収穫作業が始まります。最初はカモミール、続いてミント、マロウ、やがてエキナセア、カレンデュラなどの花モノ、9月にはレモングラスと、半年の収穫シーズン。

レティファームでは新鮮なハーブティーをお届けするために、収穫してから1年以内のハーブを皆様にお届けしています。従って、すべてのハーブの収穫・乾燥が終了する9月を基準に、賞味期限を設定しており、現在お出ししているハーブティーの賞味期限は、2022年9月末。
もう少しで新しいハーブでお届けする予定ですが、在庫のある商品については、いつもより2割引きにてお届け中です。
https://lehtifarm.thebase.in/
乾燥したハーブをそれぞれの適切な形で保管して、注文に応じて製造しておりますので、香りも、見た目も、通常の商品と何も変わりありません。鮮度を保つために、日光を遮り、温度と湿度を保った状態で保管しているため、保存している容器を開けてもフレッシュな香りで部屋が満たされるのは、収穫時期と何ら変わりません。
この機会に是非ご利用くださいませ。
 
5月の連休が終わると、春の雑草がだんだんと終わり、夏の草の芽が少しずつ顔を出します。春の雑草に負けじと、この季節に存在感を発揮するのがカモミール。 カモミールは、ハーブの中でも最もメジャーといってもいいほど有名なハーブ。甘めの香りで「青リンゴの香り」とも言われます。一般に知られるカモミールは2種類あり、ローマンカモミールとジャーマンカモミール。レティで育てているのは、ジャーマンカモミール。

ジャーマンカモミールの増やし方

ジャーマンはこぼれ種でどんどん増えますので、昨年の春に5株ほど植えた苗から、冬を越えて、今年の春はいっぱいに広がりました。他の雑草に負けず劣らず繁殖力の強いハーブです。秋まきがよい、とよく言われますが、レティのカモミールは、自然と種がこぼれて、春に芽が出て収穫するようなサイクルになっています。

カモミールの収穫時期

カモミールの収穫は、ひと花ひと花、このように摘み取ります。かなり手間のかかる作業ですが、茎の部分は苦みや雑味のもとになるため、花の部分だけを摘み取ります。  

カモミールの乾燥

乾燥には通常のハーブ(ミントなどのリーフ類)の2倍以上の時間をかけて行います。花の中まで乾燥するには長い時間がかかりますが、花弁がついたまま、きれいに乾燥仕上がる様はとても可愛らしく、手間のかかる収穫の喜びを感じる瞬間です。

カモミールのブレンド

カモミールは手間暇をかけて収穫・乾燥しているため、量産できないのがネックなのですが、今期も一つでも多く収穫して、大事に大事にお届けしたいと思っています。6月中旬以降、カモミールを使用した「月の光に包まれて」も納品できるようになる予定ですので、お楽しみに♪ 先週末、ようやく桜が満開となった標高850mの畑。この辺りは、ソメイヨシノ以外にも、枝垂桜、山桜、寒緋桜など、色とりどりの桜が山裾を彩っていてきれいです。と思ったら続く雨で、雨上がりの今朝は花も下を向いていました。花冷え、とはこのこと。 この時期は、長い冬を終えて、気持ちは動きだしたいのに身体が重かったり、そわそわしたり、花粉症が辛かったり。環境面でも、新学期のバタバタで呼吸が浅い、あるいは、空の巣症候群になって眠れない。なにかと自律神経が乱れがちな季節だなあと思います。そんなときはお香や、キャンドル、ルームスプレーをなど香りのもので気分がすっきりした経験のあるかたもいらっしゃるかと思います。 お茶もいつものほうじ茶や緑茶にレモングラスを足してみたり、花冷えの夜にはお手元のハーブティーに生姜一切れをプラスしてみたり、香りの効果を感じられるかと思います。
ほうじ茶+レモングラス
ほうじ茶+レモングラス
レモングラス+生姜スライス

ハーブティーの効能

ハーブティーの効能については、薬事法の関係で私たちからお伝えすることはしませんが、体調やお天気によって美味しく感じるブレンドが変わったり、いつも気にならない味が気になったりしますよね。疲れていると酸味のあるローゼルのお茶を欲したり、頭がボーっとするときはミント多めのものを欲したり、人間の体の繊細さにはいつも驚かされます。   先日、リピーター様から「リモートワークですっきりしないとき助けられています」という感動のメッセージをいただきました。普段、山奥で地道にお作りしている身としては、こうしたメッセージの一つ一つが、心に響き、さらなる向上心につながっていくと感じます。みなさま、愛のあるコメントを下さり、本当にありがとうございます。   ハーブティーはだいぶ在庫が少なくなってきてしまいましたが、一番人気の「ひだまりの夢」、生姜のブレンド「黄金色の約束」はまだ十分にございますのでよろしければ覗いてみてください。 https://lehtifarm.thebase.in/     長い冬から、ようやく春の兆しを感じる日々となりました。先週は、15度を超える日々が続いたと思ったら、3月の重い雪がふり、油断できないと思った佐久穂の春です。 在庫状況ですが、【ひだまりの夢】【黄金色の約束】の2種類のみ在庫ございます。それ以外は完売いたしました。また収穫次第、再販いたしますのお楽しみにしていただけたらと思います。

ハーブティーの淹れ方

今回は、基本のハーブティーの淹れ方についてお伝えします。 レティファームのハーブティーは、1包につき200cc~300ccが基本です。 ティーカップ2杯分になります。 蒸らし時間は、3分が基本。 「黄金色の約束」だけは例外で、5~7分くらいがベスト。 5分だと香りがやさしく、7分だとしっかりした味わい。生姜が苦手でなければ、おすすめは7分です。

美味しく淹れるポイントは、できるだけ指定の蒸らし時間と水量でお飲みいただくこと

抽出時間が長いと苦みが出ますし、短いと味が物足りなく感じます。 3名以上でお飲みになる場合は、2包に500cc~淹れると、薄くならずに美味しいハーブティーがいただけます。2煎目以降もお楽しみいただけますので、おしゃべりのお供にお使いいただけたら嬉しいです。 また、ハーブティーを淹れるお水も味に影響してきます。先日、自宅ではない場所で「森林浴」を飲んだのですが、いつもと味が違って驚きました。水に含まれるミネラル分などで、淹れるお水によって味が全く変わるのも面白いところです。 とはいえ、レティのハーブティーは、生活の楽しみの一つとしてお届けしておりますので、細かいお作法をお伝えするつもりはありません。今回は、淹れ方の基本としてお伝えしましたが、どうぞお好きなスタイルで、それぞれの生活の場でお楽しみいただけたら嬉しいです。  

フレッシュに負けない色と香り

lehti (レティ)とは、フィンランド語で「葉っぱ」の意味。 レティファームのハーブの特徴は「形そのままに新鮮なハーブであること」

美味しいものは素材から

採れたてのハーブを正しく乾燥させると香りが峻烈で、色も鮮やかで美しい。経年とともに、徐々に色も香りも薄らぎます。レティのハーブは採って一年以内のハーブを、0.1g単位で計り、こうしてティ―バックにつめています。 ハーブティ-にお湯を注ぐと、みるみる葉が広がります。 ↑ひだまりの夢 黄金色の約束↑ 畑で生えているフレッシュなミントそのままのように葉が広がりますこれがもし、高温の乾燥機で乾燥させ(茶色く変色します)、細かく砕いてあるようなハーブだったら、このようなわけはいきません。 淹れたときに広がる香りは、新鮮なハーブならでは。先日、友人たちとの集まりで特に何も言わずにそっと出した「黄金色の約束」。香りだけで「なにこのいい香り!」と驚かれ、飲んで「美味しい!」と大人気、ホクホクな一瞬でした。普段黙々と商品を作ってお届けしているので、リアルな反応が聞けるととても嬉しい。昨年始めた、個人の方向けのオンライン販売でも、リピーターさんがついてくださり、全国に「おいしい」一瞬をお届けできる日々に感謝の想いです。   ミント収穫や乾燥方法の詳細は以下リンク↓
キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~
ハーブの乾燥方法~色も味もきれいなハーブ
  一般的なハーブティーのイメージは、淡くて優しく飲みやすい味わいのものが多いかと思います。体調面などからハーブティーに関心を持つ方も多いので、ハーブの持つ効果に着目される方も多いことでしょう。

嗜好品としてのハーブティー

レティのハーブティーは、雑味のない、はっきりとした味わいが特徴です。コーヒーや紅茶を飲むような感覚で、一杯で満足感のあるハーブティーを目指しています。フレンチやイタリアンの最後にお出ししても、しっかりとした余韻でお食事を締めることができる、そんなブレンドです。薬としての側面は薬事法の関係がありますので専門の方にお任せし、とにかく美味しいハーブティーをお届けしています。

ハーブティーのブレンド

美味しいハーブティーをお飲みいただくために、1包ごとに味がぶれないように、完璧に計量することが要となっています。レティのハーブティーは、1包1.5gでカップ2杯分(200cc~300cc)が基本。、0.1g単位で同じ味をだすように調整されています。
計量の様子

1包の中に、畑そのままの状態で乾燥させたハーブを入れて完成します
飲食店やホテルへのオリジナルブレンドのオーダーをいただくことがありますが、そんなときは、さながら実験室のように、試作と試飲を繰り返します。お客様からの味のお好み、メインとなるハーブの素材のリクエスト、季節に合わせた色でおつくりしていきます。 面白いもので、ひとつの素材の量を0.1gだけ変えただけでも、全体の印象がガラッと変わるのです。こっちのほうが味が締まる、さっきのほうが最初に鼻に抜ける香りがいいけど後味はぼやける、ぬるくなった時に飲んでもおいしい、など黄金比を見つける作業は悩ましくもあり、とても創造的な時間です。 0.1g単位ではかれるキッチンスケールも最近は見かけますので、お手元にハーブが数種類あれば、1.5gを基準に気軽にブレンドに挑戦してみてください。   青いハーブティーと聞いてどんなハーブを想像されますでしょうか。 最近、インスタグラムなどで見かけるようになってきたのは、タイなどで親しまれているバタフライピーという「蝶豆」の青いハーブティー。以前、こちらのでもご紹介したものです。
タイの青いハーブティー
  もう一つは、レテイファームで栽培し、ブレンドに使用しているマロウ(ウスベニアオイ)。 アオイ科で背が高く、最盛期はちょっとしたマロウの森のようになります ↑photo by ikegamisatoru 毎日花を咲かせ、しぼんでいくので、午前中に朝露が乾くころを見計らって手で摘み取ります 乾燥させるとマロウは濃い紫になります お湯を注ぐときれいなクリアな青い色。次第に空気に触れて青は薄くなります。 レティのハーブティーでマロウを使っているのは「ひだまりの夢」「大地の祈り」。 飲食店など、提供時に青い色が持続していたほうが良い場合など、マロウをバタフライピーに変えて納品させていただくことも可能です。 「ひだまりの夢」をマロウとバタフライピーで比較してみました。 左がマロウ、右がバタフライピー お湯を注いでしばらくはマロウのほうが青みがかっています。次第にじわじわ右のバタフライピーから青が出てきて、マロウは次第に緑がかっていきます。3分抽出後、グラスに注ぐとはっきりと違いが分かりますが、マロウ(左)は青がなくなるのに対し、バタフライピー(右)は時間が経っても青いままです。 こちらの白いマグに入れたほうがバタフライピーの色が分かりやすいかもしれません↓   お湯を注いで、じわじわとしみだしてくる青を眺める時間はなんとも贅沢な時間です。 ひだまりの夢https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912 大地の祈りhttps://lehtifarm.thebase.in/items/29853680 普段はマロウを使ってお届けしておりますが、リクエストがあればバタフライピーでもおつくり致しますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。   秋に収穫したレモングラスをブレンドに使い始めています。 やはり採れたて、乾燥したては色も美しい。
左手前がレモングラス

レモングラスの植え付け時期は5月下旬

寒冷地であるこの地域は、霜が降りなくなる5月20日以降に植えるのが一般的。今年も植え付けは5/22に行いましたので、植え付けから約4か月で収穫となります。もともと亜熱帯の植物なので(インドやタイでよく利用されるのをご存じの方も多いかと思います。)、温度低めのこの地域ではビニールマルチをしています。収穫時期に、見分けがつきにくいイネ科の雑草が生えてくるのでそれを防ぐ目的もあります。水やりは植え付けの時以外は必要ありません。収穫まで雑草をとる以外は特に手がかからないので初心者にも育てやすいハーブです。
植えて半月ほど。まだまだ小さくて細い。

レモングラスの収穫時期は秋

毎年恒例のレモングラスの収穫は、秋の気配を感じる9月中旬に行います。切ったときの断面から放たれるその香りで、収穫時期の成熟を判断。他のハーブですと、「葉の裏に触れて香りをかぐ」のが一般的ですがレモングラスは触れただけでは香りは手につかず、切り口からの峻烈な香りが特徴。 腰よりも高くなったレモングラス。大きさは直径で30cm以上になります。

レモングラスの乾燥方法

ひもで縛り、草刈り機で刈り取り、長いまま乾燥業者へ持ち込みます。多少自社の乾燥部屋で乾燥させるのですが、味が機械乾燥のほうが味が良い。機械乾燥と除湿乾燥のレモングラスの色や香りの違いについてはこちら↓
ハーブの乾燥~きれいでおいしいレモングラス

レモングラスを自宅で乾燥させるには

少量をご自宅で乾燥する場合は、よく洗い、扱いやすい長さに切って、日陰で乾燥した場所で干しておくのが良いでしょう。洗濯乾燥用の除湿器があればそれを用いたり、扇風機を当てたりして、3日~1週間ほどでしょうか。フレッシュで飲むのと、乾燥させたのでは、味も香りも異なるのが特徴的かと思います。飲む際は0.5cmほどの幅に切って、成分がしっかりと抽出できるようにしてみてくださいね。 レティのレモングラスは、近くの作業所さんでハサミを使って丁寧にカットしていただいています。 レモングラスの冬越しをさせたことはなく、枯れたものは春先に処分し、毎年新しい株を植え付けしています。   レモングラスたっぷり、すっきりしたブレンドはこちら↓ 高原の光と風 https://lehtifarm.thebase.in/items/24778561 レティの商品を初めて買う方はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601     信州は紅葉もすっかり終わり、冬の入り口に立っています。 レティの畑も畑じまいをして冬眠に入ります。今年は、町内の有機農家のスタッフさんから、施肥の方法を教えていただいているのですが、冬じまいの際には、来春までに畑が良い状態になるように、土壌改良目的で堆肥をいれて、トラクターでかきまぜていただきました。堆肥の一部には、同じ佐久穂町にある黒澤酒造さまの米ぬかをつかわせていただきました。

ハーブの冬越し~宿根草はそのまま

冬の間、ハーブはどうするのですか?と聞かれる場合が多いのですがレティの畑があるのは、最低気温が-10度ほどになることもある寒冷地。 エキナセア、マロウ、タイムなど地上部は枯れても、自然と芽を出してくれるハーブはそのままに、来春よろしくねーと言いながらほんのり堆肥をかけました。この寒冷地でもラベンダーも刈り込んでおけば大体翌年芽を出してくれます。

ハーブの鉢上げ

寒さに弱いものは冬越しさせるために鉢上げをします。今年鉢上げしたのはレモンバーベナとローズマリー。バーベナは大きく枝を伸ばしますが、葉はばさっと切り落とし、養分が根にいくようにしてあげます。ローズマリーは品種によっては冬越しできるので、鉢上げできそうな株はワラやカバーで覆って冬越しに挑戦です。

キャンディミントはとても強い

レティファームのメインとなるキャンディミントは、とても丈夫なので、トラクターで根っこからかき混ぜてしまいます。10月に入ってだいぶ地上が小さく枯れてきますが、土の中に写真↓のように根っこが残っていて、冬の間も春を待っています。春先に再び畑をかき混ぜるのですが、それでもキャンディミントはどんどん発芽してくれるたくましいハーブです。
薄紫色の根っこがキャンディミント トラクターで細かくされてもまた根を張ろうと細かい根がでています
キャンディミントの収穫についてはこちら↓
キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~
これから春までは、ハーブの収穫はありませんが、新しいブレンドをつくったり、ギフトの企画で動いたり、夏の間できなかったことも進めています。情報発信も少し多めに、と思っていますので、またよろしければ覗いてくださいませ。 レティの商品を初めて買う方はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601 秋冬におススメの生姜ブレンドはこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/53022838 850mの信州。朝は霜が降りるような気候になってきました。 最高気温は15度ほどで風もつめいたい日々ですが、晴天率の高いこの地域では、日中は日差しが強く、畑ではミントを摘んだり、畑じまいの用意をしたりしています。今年は9月も暖かかったこともあり、収穫のあとも伸び続けているレモングラスを追加で刈り取り、乾燥室で乾燥させる作業なども行っています。畑作業から戻ると手が冷たくなっていたりするのですが、やはりそんなときに温かなハーブティーは欠かせません。薬事法の関係で、効能などは記載できませんが、寒い季節にお勧めしているのは黄金色の約束というブレンドです。 以下がブレンドされています 熊本県産のショウガたっぷり レモングラス インド産の有機シナモン キャンディミント カレンデュラ   とても味わい深いブレンドです。 この写真で奥に写っているのがオーガニックのシナモンスティックと、黄金色のカレンデュラ。黄金色の約束は他のブレンドよりも少し長く5分程度じっくり抽出していただのがおすすめです。3煎目、4煎目になれば長めに抽出していただくと、ちょっとピリッとした大人の味わいも楽しめます。   日の入りの早くなった今時期、あっという間に日が暮れますね。秋の夜長に読書をしてのんびり、というわけにもいかない方が多いかと思いますが、いつものお茶をハーブティーにかえて、ほっとひと息いれていただけたらと思います。   オンラインでは、一包入りのお試しセットの中にも黄金色の約束を追加しました。 https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601 20包入りも販売中です。 https://lehtifarm.thebase.in/items/53022838   標高の高いこの地域では、盆過ぎれば秋、と言われておりまして 今年もまた、お盆を挟んで、まさに空気が入れ替わったようです。 レティの畑にも、アキアカネがとびはじめました。   この時期、夏の間の疲れが出てきているかたも多いのではないでしょうか。 いつもコーヒーばかり、氷を入れた飲み物をとってしまいがちで、内臓がおつかれの方も。そんなときは、前の晩にハーブティーを淹れておいて、常温のまま飲むのが定番です。なんとなく、コーヒーの気分じゃない朝にもハーブティーは役立ちます。 https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601 レティのハーブティーを初めてお飲みいただく方には、定番ブレンドの中からお好みのブレンドを見つけていただけるように、定番ブレンドのお試しセットをご用意しております。   昨年から、在宅ワークが増加したことや、お家で過ごすお時間が増えたことの影響もあり 個人の方から20包入りなど、大袋のご注文頂く機会が増えました。嬉しい限りです。 気分を切り替えたいときには、すっきり爽快感のあるキャンディミント使ったブレンドがおすすめです。中でも「森林浴」は、キャンディミントの量が最も多く、使用しているラベンダーも香りがすっきりしたグロッソ種を使用しておりますので、蒸し暑さの残るこの時期のおすすめです。1包に300㏄の水を注いで1晩冷蔵庫に入れておく水出しも爽やかです。https://lehtifarm.thebase.in/items/32146181 みなさまのお家で過ごす時間が、より良い時間になればと思い、お届けします。 標高850mのレティの畑も、10時を過ぎると暑く感じるような気候になってきました。 まもなく梅雨明け、畑には水分が程よくあり、太陽の力でハーブのお花が元気よく咲いています。 私たちは、そんな畑に生えているハーブをそのままの形でお届けしたいと日々ハーブティーをお作りしています。 そして、この度、まさにその思いを形にした1包入りの商品を販売することになりました。 https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601   マロウの青、甘夏ピルのオレンジ、ミントの深緑、レモングラスの黄緑。 従来の2包入等の商品は、ティーバックに封入しているため、商品の外側からこの色味がすべて見えることは難しかったのですが 窓付きの袋にすることで、ハーブそのままの形の美しさが際立ちます。 1包入りの封を開け、ティポットに移して、お湯を注ぐと、畑で風にそよぐフレッシュハーブのような色味がティーポットに広がります。 じわじわと、マロウから青い色味が染み出す様子を静かに眺めるのは、何とも言えない時間です。 今季より、ほとんどの商品をお値上げさせていただいたこともあり、お土産にもお求めやすい価格の商品をご用意したいという思いもありました。 順次、お取り扱い店様に納品させていただきますので、よろしければお手にとっていただけたら幸いです。 梅雨時、雨が続きますが、適度に晴れ間もあり、順調にハーブは生育しています。 レテイファームでは、オリジナルブレンド(6種類)のハーブティーのほかに ホテルや飲食店さん向けに、そのお店専用のブレンドをご提供させていただいております。 飲む場所の雰囲気や、客層、ご提供いただくシーンをご相談いただき、ブレンドの検討に入ります。 ブレンドの検討は、0.1g単位での調整になりますので、苦労もありますが 新しいものを作り出す作業もまた、この仕事の醍醐味だと感じます。   本日は、そんな専用のブレンドの一つをご紹介します。 THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 様で、お客様のウエルカムティーとして この季節限定でご提供しておりますカモミールのブレンドです。 畑に咲くカモミールを時間をかけて除湿乾燥し、レモンバーム、キャンディミント、 甘夏ピールと合わせた初夏にぴったりのブレンド。 レモンバームは変色が速いため、収穫してすぐに乾燥させることによって フレッシュのままのような、美しい緑に仕上がります。 旅先で、この土地の自然を眺めながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけることを想像してお届けします。               御覧いただきありがとうございます。 5月下旬より、キャンディミントをはじめとするハーブの収穫が始まり、 少しづつストックを増やして、注文をお受けできるようになってまいりました。 長い間、お待たせしてしまい、申し訳ございません。 今シーズンより、以下のように変更がございます。
1.いちばん星と花灯りにつきましては廃番となります
2.全てのブレンドの価格が一律となり、2包入り¥550+taxとなります
3.「月の光に包まれて」は春夏限定、「黄金色の約束」は秋冬限定となります
値上げに伴い、手軽に購入して頂けるよう1包入のラインナップを追加させていただきます。ティーバッグに入れず、ハーブそのままの形をお楽しみいただけるようになっています。こちらにつきましては用意が整い次第、店頭に並ぶ予定です。販売開始しましたら、こちらでもお知らせしたいと思います。
今シーズンの畑は、春の低温と雨が少なかったこともあり、出だしはゆっくりでしたがここ一週間ほどで気温も上がり、程よく雨が降り、畑のハーブたちは、ぐんぐん大きく育っています。白いカモミールやピンク色のマロウは見た目もかわいらしく、乾燥室でも目を楽しませてくれています。 収穫にも、乾燥にも手間のかかるカモミールですが、かわいらしい姿でティ―バックにつめる時は、何とも言えない幸せな気持ちになります。   また畑の様子など、こちらでもお知らせしていきますので、もしよろしければチェックしてみてください   ハーブにはそれぞれ、期待される効果や効能があります。医薬品であれば効能を記載することが可能ですが、レティファームのハーブティーは医薬品ではないため、効能を記載することはできません。医薬品ではなく、あくまでも嗜好品としてお楽しみいただくことを目的としてお届けしております。ハーブティーを淹れるときの音、香り、ポットに広がる美しさ、そして味わい。まさに五感で楽しんでいただくためのハーブティーです。 とはいえ、レティのハーブティーはオリジナルブレンドが8種類ありまして、使っているハーブも様々。ネーミングも「ひだまり」「高原」「月」「星」など購入の際に迷われる方も多くいらっしゃいます。そんな時はパッケージシールの商品名の下にあるキャッチコピーから、お召し上がりいただく際の気分や、贈る相手の好みなどに合わせてお選びいただくことが可能です。 ブレンド名とキャッチの一例 ブレンド名:ひだまりの夢 キャッチ:ほっこりのんびりゆったり気分 ブレンド名:月の光に包まれて キャッチ:素敵な朝を迎えるために ブレンド名:森林浴 キャッチ:まだまだ頑張りたいあなたに   いかがですか。何となく、飲む際の気分やシーンが浮かんできますでしょうか。 レティファームの常時販売しております7ブレンド(期間限定の花灯りは除く)について、飲むときの気分(すっきりしたいorまったりしたい)と、香りのイメージ(華やかor個性的)をあらわしたマトリクスをお付けしますので、ご参考にしていただけたらと思います。 次回は、ハーブティーとカフェインや妊婦さんの話を予定しております。   ~フレッシュハーブならではの楽しみ方 フレッシュハーブが手に入る時期に、作っていただきたいレシピをご紹介したいと思いながら、もう秋になってしまいました。ということで厳選して一つご案内するのは、この夏、繰り返しつくったレモンバーベナのミルクゼリー。甘みのある牛乳に、バーベナがふんわりと香る、ちょっと大人顔のミルクゼリーです。   ~レモンバーベナとは レモンバーベナとは、和名は香水木(コウスイボク)といい、その名の通り、非常に香り高いハーブです。レモンに似た清々しく、品のある香りで、フランス料理の香りづけなどにも用いられるため、畑に見学に来るシェフたちからの認知度の高いハーブです。葉の裏ににおい成分があり、葉の裏を手で触れるだけで、ふわりと香ります。 ~レモンバーベナのお手入れ~ レモンバーベナは低木で、寒さに敏感なため、寒くなる前に鉢上げ(露地から室内に取り込む作業)し、暖かくなる5月頃再び畑に植えます。それ以外はケアをしなくても元気に葉を伸ばしてくれる丈夫で育てやすいハーブです。 若い葉は黄緑色で、だんだんと濃い緑になっていくため、その中間くらいになったら収穫します(写真中央)。以下のレシピでは、中間サイズの葉であれば20枚ほど、小サイズであれば30枚、大きい葉であれば10枚もあれば十分です。   ~材料~ ・牛乳…400ml ・レモンバーベナ…20枚(中サイズの場合) ・アガベシロップ…大さじ2 砂糖やはちみつでも。甘さはお好みですがキビ砂糖の場合は20g程度。 ・アガー(イナアガーA)…5g※ゼラチンでもOK プルプルに仕上げたいので、規定量よりもかなり少なめにしてください。   ~作り方~ 1.バーベナを洗い軽く水気をとったら、牛乳を入れた鍋にあわせ、冷蔵庫で香りを移す。   数時間~一晩程度置いておくとよいですが、時間がない場合は省略しても大丈夫。 2.冷蔵庫から出した鍋にアガベシロップを入れ、アガーを指でつまんで上からさらさらと重ならないように入れて泡だて器でよくかき混ぜる。 3.グツグツ煮出すとバーベナの苦みが出てしまうので、沸騰させないように弱火にかける。80℃くらい(鍋肌がふつふつしてくる手前)で火を止め、3分ほどそのままにして、バーベナを取り出す。アガーは80℃で溶けますが、念のため再度よくかき混ぜる。 ※砂糖の場合は、アガーと砂糖をあらかじめ混ぜておくとダマになりにくいです。ゼラチンの場合は、80℃くらいに温度が上がってから入れてください。 ③タッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で数時間冷やし固めます。最後は、スプーンなどでとり分けて、お皿に盛れば完成です。 アガーの工程がやや煩雑そうに見えますが、ゼラチンであれば気を遣わずにできます。まだしばらくバーベナを収穫できると思いますので、庭先にある方は是非試してみてください。   今後も。みなさんにお伝えしたいレシピがあれば、こちらでご紹介したいと思います。試してみた感想やおすすめの皆さんおすすめのレシピなどありましたら、ぜひ情報をお寄せくださいませ。お問い合わせフォームやinstagramのDMなどからお待ちしております。 「絵を描くようなブレンド」 ホーリーバジルを使用した「大地の祈り」をティーバックに詰めるとき「お花を描くように入れてね」と代表の内藤から教わりました。完成したものをみて納得。(写真)ホーリーバジルの茎の上に、マロウの青い花がのって、一つのお花がイメージできます。 ホーリーバジルは、古くからインドの伝統医学アーユルヴェーダでも用いられてきたハーブで、ヒンドゥー語では「トゥルーシー」英語では「ホーリー=聖なるバジル」、和名は「神目箒(カミメボウキ」と呼ばれ、日本でも年々生産者が増えてきています。香りも味わいも西洋のハーブにはないもので、甘みのある華やかな香りにスパイシーさが加わった唯一無二な存在感のハーブです。レテイファームでは、ほかの香りのあるハーブとのブレンドは避け、青い色の出るマロウのみと合わせ、ホーリーバジルだけを味わって頂くようにしています。ミントのような清涼感(スースーする感じ)はありませんが、飲んだ後のすっきりとした後味が心地よく、身体に沁みこんでいきます。クセになる味わいのホーリーバジル。 こちらが中身です ティーバックに収まるサイズのホーリーバジルの茎・葉・花と青い色のマロウの花。その姿のまま詰めています。ティーバックの大きさは6mm×8mm。畑のそのままの形(ホール状)でお届けするためのホーリーバジルの収穫作業をご紹介します。 ホーリーバジルにはいくつか種類がありますが、レティファームでは、日本ホーリーバジル協会より取り寄せているオオヤトゥルーシーの苗を使用しています。 標高850m程のレティの畑では、梅雨明けの7月末~元気に花が咲き始めます。畑では、花が咲いている部分から15~20cmあたりでカットします。暑さによる蒸れを防ぐため、畑での滞在時間を減らす必要があり、畑では大きめにカットして作業場へ持ち帰ります。 洗ったホーリーバジルを、下の写真のように扱いやすいサイズ(だいたい4cm)の長さに再び切り、除湿乾燥させます。 左が乾燥前、乾燥しあがったものが右になります。カットの手間はかかりますが、あらかじめティ―バックに入るようなサイズにしておくことで、きれいな形のままティ―バックに詰めることが可能となるのです。 癖になる味で、ファンの多いホーリーバジル。 まだ飲んだことのない方は、ぜひお試し頂きたいです。 https://lehtifarm.thebase.in/items/29853680 レティファームでは、多くのブレンドにキャンディミントを使用しています。 以前は、ブラックペパーミントを使用していましたが、6年前からキャンディミントに変更しました。キャンディミントはスペアミント系の品種ですが、清涼感がマイルドであることと、やや甘みがあるのが特徴です。

キャンディミントの収穫は朝

標高850mほどのレティファームの畑では、5月下旬ころからキャンディミントの収穫が始まります。キャンディミントは毎年新しく植える必要はなく、前年植えたものの根っこがこの寒冷地でも生き残っていて、3月下旬ころから芽を出して広がってきてくれます。以下のニュースをご覧下さい↓
ハーブ栽培は冬はどうするの?~ミントは強い
収穫はハーブの香りが一番高いとされる午前中に行っています。キャンディミントの場合、ハーブティーに使用するのは、ミントの一番上の葉の部分のみ。一番上のリーフだけを、ひとつひとつハサミで切る作業ですから、なかなか一度にたくさんの量を収穫することは難しいのが現状です。 収穫したてのミント ミントとマロウの乾燥の様子 また、太陽の光に当たることでミントが蒸れて、香りを損なわないよう、細心の注意を払う必要もあります。 効率を上げるため、一度にすべて刈り取って、全てのリーフを使えばいいのではないか、と考えたこともあるのですが、結果として一番上だけを摘んでいるのには理由があります。 一番上のミントと、2番目よりも下に生えているミントを乾燥させ、抽出します。味を比べてみると、その香りと味わいに明らかな違いがあることがわかります。一番上のリーフは、すっきりと澄んだ味わいがしますし、香りもはっきりとしています。2番目以降のリーフは、雑味がありますし、香りも薄い。一番多くのブレンドに使用している、レティの要ともいえるキャンディミントですから、手間をかけてでも、一番おいしいものを使うことにしています。 五感で楽しむレティのハーブティー 購入はこちらから→https://lehtifarm.thebase.in/ 前回の記事で、多くのハーブを除湿乾燥という方法で自社乾燥していることをお伝えしましたが、今回は一部のハーブに使用している機械乾燥について。特にレモングラスの乾燥について説明していますので、ご興味のある方は読み進めてください。 乾燥の機械は様々あるのですが、お湯を注いだ時にフレッシュハーブのようにきれいな色をしていることを目指し、変色の少ない低温の減圧乾燥という方法をとっています。野菜や果物の乾燥については、温風乾燥の機械が普及しておりますが、温風ですと熱によってハーブが茶色く変色することがあるため、低温で乾燥できる減圧乾燥を選んでいます。減圧乾燥とは、圧力をかけることで、沸点が下がり、低温でも水分が蒸発する、という理屈です。機械乾燥については、専門の業者さんへお願いしています。 機械乾燥するハーブは、レモングラスと、ローズヒップ、ジンジャー、りんご、カシスなどの果実類です。レモングラス以外のハーブは、水分量が多いため、自社で乾燥するのは難しく、衛生的な観点から機械乾燥をしています。
右下より時計回りに
りんご、カシス、ジンジャー、ローズヒップ
レモングラスは、9月に一年分をまとめて収穫します。 写真にあるように、背丈が高く、株数も多いため、一度に乾燥できる業者さんへお願いしています。機 機械乾燥を使用するにあたり、除湿乾燥と機械乾燥で見た目、香り、味を比べていますので、その違いを紹介します。 フレッシュのレモングラスは、鮮やかな色をしています。 乾燥後はこちら。左が機械乾燥、右が除湿乾燥です。 ほとんど違いはありませんが、色は除湿乾燥の方がやや鮮やかさが残っています。 この時点で香りに違いはありません。 これを5mmほどにカットし、一定の条件でお湯を注ぎ、蒸らし、抽出します。 飲んでみると、機械乾燥は香りがよく、味に深みがあり、後味の余韻も感じます。除湿乾燥のほうは香りが薄く、機械乾燥に比べると、ややぼやけた印象です。色の鮮やかさは除湿乾燥が若干優れていますが、レモングラス本来の味わいは機械乾燥が勝る。レティのコンセプトである【五感で味わう】ために、香り、見た目、味を総合的に鑑みて、機械乾燥のレモングラスを採用しています。 ご自宅で楽しんでいただくためにレモングラスを乾燥させるぶんには、除湿乾燥で十分楽しめますので、機械乾燥でなくてはいけないということはありません。ご自宅でのレモングラスの乾燥については、遮光し、除湿乾燥でお試しください。   レモングラスをたっぷり使用したブレンドは定番の「高原の光と風」 名前の通り、すっきりさわやかなレモングラスと、キャンディミントの香り。お食事の最後に出してもしっかりと締めてくれるような味わいです。
高原の光と風
畑に見学にみえる方から「乾燥はどうやっているの?」とよく質問されます。 趣味で栽培したハーブを乾燥させたいが、どうしたらよいか、ご質問いただくこともあります。 ご参考までに、レティのハーブの乾燥方法についてお伝えしたいと思います。 レティのコンセプトは「五感で楽しむハーブティー」。 使用するハーブは「色が美しく、味が良く、香り高いこと」にこだわっています。

ハーブの乾燥は除湿乾燥

様々な乾燥方法の中で、現在のレティの規模や体制でこだわりを実現するために最適な「除湿乾燥」という方法をとっています。除湿乾燥とは、読んで文字のごとく。除湿をして乾燥させる方法です。他の様々な乾燥方法に比べ、色がきれいに仕上がるのが特徴です。 <乾燥室内部の写真> このように、部屋の一部を小さな乾燥部屋に改修し、干しザルを置く棚を設けています。乾燥させているハーブの香りで部屋が満たされ、ここを訪れる皆さん、口をそろえて「ずっとここにいたい」と。

ハーブの乾燥は除湿機で

右下にある青い機械が、除湿機です。こちらを24時間稼働させ、湿度を30%以下に保ちます。紫外線による変色を防ぐため、室内はかならず遮光。洗って干しザルに並べたハーブは、種類によりますが3日~1週間程度で乾燥が終了します。ミントなどのリーフは3日ほど、茎の部分を折ってパキッと折れたら乾燥終了のサインです。カモミールやマロウなどの花や、ホーリーバジルの花芽が付いたものは更に時間を要します。 ※水分活性値を測って、乾燥にかかる日数を種類ごとに定めています ザルいっぱいに敷き詰めたハーブも、やがてこのように小さくなります。 他にご自宅で試しやすい乾燥方法として、天日干しなどの自然乾燥がありますが、乾燥に時間がかかりますし、カビの発生の可能性や紫外線による変色も考えられます。除湿乾燥はご家庭でも挑戦しやすいかと思います。

乾燥させたハーブの保存方法は

乾燥前と乾燥後で重さが1/10ほどになるといわれています。乾燥がおわったハーブは、遮光袋に入れて、冷凍庫に入れます。ハーブは乾燥前によく洗っていますが、万が一のため、虫や菌などを死滅させる目的で冷凍しています。 そして、皆さんからのご注文に合わせて、ハーブをティ―バックにつめてお届けしています。 五感で楽しむレティのハーブティー 購入はこちらから→https://lehtifarm.thebase.in/  
新型コロナウイルスによる見通しの持てない日々に加え、全国で起こる水害と長雨
いまだかつていない状況の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
8月より、森のなかで深呼吸するような味わいの「森林浴」の再販を開始しております。
今年度の畑は、雨が続き、例年のように収穫を行うことが難しい状況ではございましたが
ラベンダーは、今までにないほど青々として元気よく育ちました。
ラベンダー(グロッソ種)のクリアな香りと、ローズマリーとミントを合わせた
すっきり、シャキッとするブレンドです。
水出しも大変美味しく、この蒸し暑さやどんよりした状況で、気分転換におススメです。
1包につき300CCほどのお水を注ぎ冷蔵庫で一晩。
朝の目覚めやお風呂上りなどにぴったりな、気分がシャキッとする味です。
オンラインサイトBASE→https://lehtifarm.thebase.in/
そのほか、各種お取引先様にて販売しております。
どうぞご利用くださいませ。
佐久穂町町民キッチンオンライン↓
https://chomin-shop.jp/products/list?category_id=19
世の中の状況が日々変わる中で、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちら佐久穂町は、畑作業にも心地の良い気候になってきました。
例年になく、畑で過ごす時間が増え、周囲の田んぼの水の音や、風の音を聞きながら作業する時間に感謝しております。
こちらで欠品の旨をお伝えしておりましたミントですが、少しづつ収穫できるようになってまいりましたので、
各販売店さん、オンラインショップ等での取り扱いを再開いたします。
オンラインサイトBASEでは、シングルハーブの販売を始めておりますので、併せてチェック頂けたら嬉しいです。通常のブレンドについても順次追加していく予定です。
例年よりも今年はミントの生育が遅く、販売再開のご連絡が遅くなりましたこと、重ねてお詫びいたします。
また、注文の状況によっては、納品までお時間を頂く可能性がございますが何卒ご理解賜れますと幸甚です。
尚、「森林浴」につきましては、材料の都合上、7月以降の販売を予定しております。

ミントの安定供給へ向けて試行錯誤

随分と更新が空いてしまいました。 標高の高い佐久穂町にも、ようやく春の気配が訪れました。 畑に行くと、カモミールの美しい緑色があちこちで目に入ります。 畑のシーズンに向けて、土を耕したり、選定をしたり、少しずつ畑作業も開始しています。

キャンディミントが欠品

現在、多くの商品に使用しているキャンディミントが欠品したため 「大地の祈り」を除く商品を出荷できない状態にあります。 畑にはキャンディミントの芽が顔を出し始めておりますが、 このミントを収穫して皆様にお届けできるのは5月中旬になる予定です。 それまでは各取扱店様に在庫のある分のみ、お買い求めいただけます。 また、ホーリーバジルを使用したブレンド「大地の祈り」につきましては 引き続き販売しております。※トップ写真は大地の祈りです 今期は、ここ数年課題となっているミントの収穫量の確保について 知識をお持ちの方と相談しながら、安定して皆様に商品をお届けできるよう努めてまいります。

佐久穂町オリジナルブレンド「茜さす未来へ」が完成しました。

昨年より、南佐久の魅力的な商品を取り扱っている「町民キッチンオンライン」にて、佐久穂町のオリジナルブレンドをつくり、オンラインで販売できないかとご相談を受けておりました。
佐久穂町のオリジナルということで、まず思いついたのが佐久穂町の須田農園さんのりんごを使用したハーブティーでした。味の調整に大変な時間を要しましたが、この度、皆様にお届けできる運びとなりました。 *

りんご(紅玉)を使ったティーのブレンド

りんご(紅玉)を使ったティーはりんごの味を主体にすると淡いだけのどこか物足りない味になってしまい、何とかアクセントをつけようと、シナモン、ジンジャー等をブレンドしてみましたが、やはりどこかパンチに欠ける味わい。頭を抱えてしまいました。そこで、市販されているフルーツティーの成分表示を見てみると、多くのフルーツティーにクエン酸が添加されていることに気が付きました。

クエン酸の入ったハーブならと考え、ローゼルをブレンド

そうだクエン酸の入ったハーブはないだろうかと考え、ローゼルが頭にうかびました。ちょうど、いつもお世話になっている、山梨県のハーブ有機さんの畑で初めて収穫させていただき、自社で初めて乾燥させたローゼルの乾燥が仕上がったばかりでしたので、早速ブレンドしてみました。
美味しい!スタッフの茜ちゃんにも試飲してもらい10/25にようやくりんごを使ったハーブティーが誕生しました。
りんごの柔らかな香りに、ローゼルの酸味、ミントやレモングラスの爽やかさが加わり、重層的な味わいに仕上がりました。2煎目はぐぐっとジンジャーの味が前に出てきて、そうした味わいの変化を楽しめるレティのハーブティーの醍醐味がつまっています。 *

「茜さす未来へ」に込めた思い

完成したハーブティーを「茜さす未来へ」と名付けたのには二つの理由があります。 ブレンドは佐久穂町に甚大な被害を残した台風19号と前後して完成しました。
災害とは無縁だった佐久穂町も家屋が流されたり、道路が寸断されたりと、私たちの経験したことのない大きな被害がありました。そこで被災された皆さまの1日でも早く通常の生活を取り戻し、希望をもって暮らすことができますようにという願いを込めました。 もうひとつの理由は、スタッフである茜ちゃんは地域おこし協力隊として、佐久穂町で一番被害の大きかった大日向地区で暮らしておりましたが、今回の台風で借りていた家屋は半壊しました。しかし、一年半の間大日向地区の人達と築いてきた関係を大切にしたいとライフラインが復活した大日向に戻り、自ら発信することのできない高齢者の方のご自宅に伺い、何の援助が必要なのか等の聞き取り作業をコツコツと行っています。そんな茜ちゃんへのエールもタイトルに込めました。 *

茜色のとても美しいお茶

「茜さす未来へ」は、茜色のとても美しいお茶に仕上がりました。
沢山の皆様にお飲みいただけたら幸いです。なお、売り上げの一部は義援金として寄付させていただきます。 最後に、私の思いを理解し、素敵なブレンド名を考えてくださった後田由起さんに心よりお礼を申し上げます。
茜色のとても美しいお茶
(中央)紅玉(一番下から時計回りで)ジンジャー、甘夏ピール、レモングラス、ローゼル、キャンディミント

朝から素晴らしい青空が広がった、昨日13日、2包入りのパッケージの変更に伴い、ホームページ用の写真と、畑やブレンド作業の様子などを撮影して頂きました!

カメラマンは、やまうえ雅子さん。 彼女の撮る写真は温もりが感じられて、とても好きです。 おいおい、ホームページ他でご紹介していきたいと思います。

黄金色の約束、貴婦人の情熱にブレンド用の生姜

熊本県八代産の低農薬の生姜、12キロが届きました!(黄金色の約束、貴婦人の情熱にブレンドしています)。 土壌内細菌の処理(水温7°〜8°の水道水に10分浸ける)を施した生姜の皮をむき、ひたすら千切りにして乾燥に出すまでの作業は、かなりキツイです! 手にマメを作りながら奮闘してくれたスタッフの茜ちゃんのおかげで、4時間かけて作業を終えることが出来ました^ ^

乾燥工程の後、早速ハーブティを試飲

3日後に乾燥を終えて戻って来た生姜🎶🎶 早速試飲してみました! 美味しいです! 5月納品分から皆様に味わって頂けます! レティファームでは、熊本県産の無農薬栽培の甘夏を仕入れて、甘夏ピールを作っております。今まで自社で乾燥させておりましたが、今回初めて業者さんにお願いしました。水分活性は0.3と従来レティファームで乾燥させたものより、わずかに乾燥が強くなっています。(水分活性が0.6以下であれば微生物菌は発生しません) 。 今回業者さんにお願いしたのは、大量の甘夏を乾燥させるのに時間がかかることと、色に少し不満があった為です。結果として、色も香りもとても良く仕上がりました。   甘夏ピールは、かんきつの香りとほろ苦い味わいが特徴。新しいハーブティーをブレンドしているとき、なんとなくバランスがいまいち、というときにわずかに入れると、まとまりの出る万能なハーブです。 ひだまりの夢の「ほっこりのんびりゆったり気分」というキャッチには、この甘夏ピールの存在が欠かせません。 https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912   レティファームでは、ハーブの乾燥を基本的に除湿乾燥していますが(色が一番美しく仕上げるため)レモングラスは減圧機による乾燥をしております。 他のハーブは、10月末まで毎日摘みますが、レモングラスは秋に一年分一度に収穫する為、除湿ではかなりの時間を要してしまいます。そこで、一昨年から、減圧機による乾燥を試みてきました。 この機械を使うと、通常3日から6日かかる作業が、約8時間で仕上がります。 味について、何人かに飲み比べて頂いたところ、全員から減圧乾燥のレモングラスの方が美味しく香りも強いというご感想をいただきました! 色は、除湿乾燥の方が美しいのですが、より美味しいハーブティーをお届けしたく、昨年より減圧乾燥に切り替えました。 味も香りも従来のレティファームのティーより美味しくなっていると思います! 是非、ご賞味下さいませ。

maruカフェの真理さんとユリアさん

maruカフェの真理さん、真理さんからご紹介頂いたユリアさん、レティファームのスタッフ炭谷を交えてのミーティング❣️ どんな畑にして行こうか、とても楽しみです。 3月1日、長野県中小企業振興センターにて「平成30年度 地域資源製品開発支援センター成果発表会」が開催されました。 レティファームも『ハーブ園のwebサイト制作』にてついて発表する機会を頂き制作者のECdesignの青柳さんがスピーチされました。 また、休憩時間には来場者の皆さんにハーブティーを飲んで頂き、大変好評を頂きました。

タイのハーブティー

タイで親しまれているハーブティー「バタフライピーティー」。別名は蝶豆。マメ科の植物で、タイに滞在したとき、マッサージ店でウェルカムドリンクとして飲ませて頂いたのが出会いです。ドキッとするような青い色は、レティで栽培しているマロウと同じアントシアニンの効果。 タイでは道端の生垣にこんな風に生えているのがバタフライピー   通っていたヨガ教室では、教室の前で収穫した蝶豆を広げて乾燥させている光景がありました。 タイでは身近なハーブであることがわかります。 ライムやレモンを入れるときれいなピンク色に変化するのも、マロウと同じです。マロウは時間とともに青が薄らいでゆくのですが、バタフライピーの青い色は長い間持続するようです。味はほんのり豆っぽい香りがします。 レティには2種類のマロウを使ったハーブティーをご用意しておりますが、長時間青い色を保つことをリクエストされるお店やホテルには、マロウをバタフライピーに変えてご提供しておりますので、ご相談くださいませ。 レティの青いハーブティーは2種類 ひだまりの夢https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912 大地の祈りhttps://lehtifarm.thebase.in/items/29853680 レティファームの畑は標高850mの寒冷地にあるため、冬場の畑はお休み中。 その畑で早くも春の訪れを感じさせる、オオイヌフグリとワイルドストロベリーの葉をみつけました。 春からの土づくりや畑の計画を立てながら、季節の移ろいを感じています。   長野県工業技術センターの帰り、久しぶりに長野市のお気に入りのカフェへ、リフレッシュ出来ました。 長野県工業技術センターにお願いし、生姜の乾燥を初めて「湿球制御式乾燥機」で試みました! 従来の乾燥方法と比べ、色や味わいにどのくらい違いが出るか楽しみです。 11月には、ホームページの作成と同時に進めたリーフレットも完成いたしました。 これまで、出店の際やプレゼントに同封として、レティファームの紹介をお渡しできたらと思っておりましたが、それが実現しました。おかげさまで第一弾として制作したものは配布を終え、新たに増刷もいたしました。 制作にあたっては、畑での撮影からはじまり、文章の構成や、写真の選定など積み重ねてようやく完成しました。 作成にあたって、レティファームの魅力は何だろうか、お客様はレティファームのどんなところを支持してくださっているのだろうか、そんなことを改めて整理する、非常にいい機会となりました。 今後も、お取引先様各所にてご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。 レティファームのホームページが12月10日に完成しました。 平成30年の大きな目標であったホームページの作成が完成し、清々しい思いで新しい年を迎えられたことに大きな喜びを感じています。 ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。 こちらのページから、レティファームの近況をお伝えさせていただきまして、よりレティファームが身近な存在となれますよう、努めてまいります。 今後とも、宜しくお願い致します。

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