2020/08/05

ハーブの乾燥について~除湿乾燥編~

畑に見学にみえる方から「乾燥はどうやっているの?」とよく質問されます。
趣味で栽培したハーブを乾燥させたいが、どうしたらよいか、ご質問いただくこともあります。

ご参考までに、レティのハーブの乾燥方法についてお伝えしたいと思います。

レティのハーブのコンセプトは「五感で楽しむハーブティー」。

使用するハーブは「色が美しく、味が良く、香りが高いこと」にこだわっています。

様々な乾燥方法の中で、現在のレティの規模や体制でこだわりを実現するために最適な「除湿乾燥」という方法をとっています。除湿乾燥とは、読んで文字のごとく。除湿をして乾燥させる方法です。他の様々な乾燥方法に比べ、色がきれいに仕上がるのが特徴です。具体的な方法をご紹介すべく、レティの内部をちょっとだけお見せします。

<乾燥室内部の写真>

このように、部屋の一部を小さな乾燥部屋に改修し、干しザルを置く棚を設けています。
扉を開けると、乾燥させているハーブの香りで部屋が満たされています。ここを訪れる皆さん、口をそろえて「ずっとここにいたい」というほどです(笑)。右下にある青い機械が、除湿器です。家庭用で最も大きなタイプの除湿器で特別なものではありません。こちらを24時間稼働させ、湿度を低く保ちます。紫外線による変色を防ぐため、室内は遮光しています。洗って干しザルに並べたハーブは、種類によりますが3日~週間程度で乾燥が終了します。ミントなどのリーフは3日ほど、茎の部分を折ってパキッと折れたら乾燥終了のサインです。カモミールやマロウなどの花や、ホーリーバジルの花芽が付いたものは更に時間を要します。
※水分活性値を測って、乾燥にかかる日数を種類ごとに定めています

このようにザルいっぱいに敷き詰めたハーブも、やがてこのように小さくなります。

乾燥前と乾燥後では重さが1/10ほどになるといわれています。乾燥がおわったハーブは、遮光袋に入れて、これまた除湿器の設置してある別室にストックします。ご覧いただくとわかるように、レティには特別大きな設備もありませんが、手入れが行き届き、商品の品質を確実に保てるように試行錯誤した結果、このようなスタイルをとっています。

他の乾燥方法としては、天日干しなどの自然乾燥のほかに、温風や低温、真空などの乾燥機での乾燥方法があります。レティでは、色がきれいに仕上がるという点で得点の高い除湿乾燥が中心ですが、一部の原材料については、機械で乾燥をしている場合もあります。機械乾燥についてはまた別途お伝えさせていただきます。

 


Copyright Lehti © All Rights Reserved.