レティファームでは、多くのブレンドにキャンディミントを使用しています。
以前は、ブラックペパーミントを使用していましたが、6年前からキャンディミントに変更しました。キャンディミントはスペアミント系の品種ですが、清涼感がマイルドであることと、やや甘みがあるのが特徴です。
キャンディミントの収穫は朝
標高850mほどのレティファームの畑では、5月下旬ころからキャンディミントの収穫が始まります。キャンディミントは毎年新しく植える必要はなく、前年植えたものの根っこがこの寒冷地でも生き残っていて、3月下旬ころから芽を出して広がってきてくれます。以下のニュースをご覧下さい↓
キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~
収穫はハーブの香りが一番高いとされる午前中に行っています。キャンディミントの場合、ハーブティーに使用するのは、ミントの一番上の葉の部分のみ。一番上のリーフだけを、ひとつひとつハサミで切る作業ですから、なかなか一度にたくさんの量を収穫することは難しいのが現状です。
収穫したてのミント
ミントとマロウの乾燥の様子
また、太陽の光に当たることでミントが蒸れて、香りを損なわないよう、細心の注意を払う必要もあります。
効率を上げるため、一度にすべて刈り取って、全てのリーフを使えばいいのではないか、と考えたこともあるのですが、結果として一番上だけを摘んでいるのには理由があります。
一番上のミントと、2番目よりも下に生えているミントを乾燥させ、抽出します。味を比べてみると、その香りと味わいに明らかな違いがあることがわかります。一番上のリーフは、すっきりと澄んだ味わいがしますし、香りもはっきりとしています。2番目以降のリーフは、雑味がありますし、香りも薄い。一番多くのブレンドに使用している、レティの要ともいえるキャンディミントですから、手間をかけてでも、一番おいしいものを使うことにしています。
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