2020/08/21

キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~

レティファームでは、多くのブレンドにキャンディミントを使用しています。

以前は、ブラックペパーミントを使用していましたが、6年前からキャンディミントに変更しました。キャンディミントはスペアミント系の品種ですが、清涼感がマイルドであることと、やや甘みがあるのが特徴です。

標高850mほどのレティファームの畑では、5月初旬ころからキャンディミントの収穫が始まります。通常は、ハーブの香りが一番高いとされる午前中に、すべてのハーブの収穫を行っています。キャンディミントの場合、ハーブティーに使用するのは、ミントの一番上の部分のみ。

白い横線の部分で切ります。奥の小さな〇の部分が、一番上の葉を切った後です。

一番上を採ると、左右ふたつの新芽が成長して大きくなりますので、またそれを収穫していきます。この繰り返しを9月まで続けて、一年分のミントのストックを作ります。一番上のリーフだけを、ひとつひとつハサミで切る作業ですから、なかなか一度にたくさんの量を収穫することは難しいのが現状です。また、太陽の光に当たることでミントが蒸れて、香りを損なわないよう、細心の注意を払う必要もあります。効率を上げるため、一度にすべて刈り取って、全てのリーフを使えばいいのではないか、と考えたこともあるのですが、結果として一番上だけを摘んでいるのには理由があります。

一番上のミントと、2番目よりも下に生えているミントを乾燥させ、抽出します。味を比べてみると、その香りと味わいに明らかな違いがあることがわかります。一番上のリーフは、すっきりと澄んだ味わいがしますし、香りもはっきりとしています。2番目以降のリーフは、雑味がありますし、香りも薄い。一番多くのブレンドに使用している、レティの要ともいえるキャンディミントですから、手間をかけてでも、一番おいしいものを使うことにしています。

キャンディミントは、5月から9月、暑くなる前の午前中に手作業でコツコツと収穫をしていますが、毎年生産量が不足しています。沢山の量は作れないことや、天候によって安定した供給が難しいことを、ご理解下さっているお取引先の皆様には、心から感謝しております。もちろんそれに甘えず、生産効率をあげること、生産量を確保することへの努力を続けてまいります。


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