アーカイブ: の一覧ページです。
オリジナルハーブティーの商品のリニューアルのお知らせをいたします。
1包入り(ティーバッグ) レティとの出会いの一杯に。 レティファームのある町の、窓から見える里山の風景をデザインしました。
20包入り 寒さが厳しく、長い高原の冬。 モノクロの世界の中で、畑でそよぐ姿のまま、色味の保たれたハーブにふと作業の手をとめる瞬間があり、そんな彩りをイメージしています。その一瞬の、香りまで感じられるようなものになりました。 1包入りとリンクする’窓’をデザインしています。 Special Thanks 写真:池上諭さん https://www.instagram.com/ikegamisatoru/ 毎度毎度、素晴らしく澄んだ写真を撮ってくださる池さん パッケージデザイン:酒巻鮎子さん 今回、酒巻さんにはデザインができる前の段階から、入っていただきました。1包600円での販売になるに至った経緯、どういった人にどういったシーンで届けたいのか、レティに共感し応援してくれている人達の像とは….改めて2012年から、代表が一人で始めたこの事業の積み重ねてきたことを言語化する機会になりました。 打ち合わせを重ねる中で、私たちのハーブティーを飲んでくれている方の像は「私たちが背中を押すとか、頑張れってメッセージを伝えるまでもなく、すでにめちゃくちゃ頑張ってる人ばかりですよね」という話が印象に残っています。そこから思ったこととしては、レティのハーブティー自体が「寄り添いたい」とか「癒したい」とかある種の自我のようなものはなく、ただ目の前の美しいハーブを1から100まで人の手をつかってこの山奥から届けている、ということ自体に価値を感じていただいているであろうということです。 昨年のお値上げから、以前のように、気軽に手を伸ばせなくなってしまったであろうことは、私たちも理解しているつもりです。以前から地続きのように手に取ることはできなくなっても、何か特別な場面や機会に、私たちのハーブティーにまた出会っていただけたら、何よりも嬉しく思います。 新しい商品は、オンラインショップおよび各お取り扱い店舗様で、徐々に販売させていただきます。
レティファームのハーブティーはふるさと納税の返礼品としても取り扱いがあります。 各種サイトへのリンク 〇ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/city/info/20309 〇楽天ふるさと納税 https://www.rakuten.co.jp/f203092-sakuho/ 〇ふるなび https://furunavi.jp/Municipal/Product/Search?municipalid=856 〇さとふる https://www.satofull.jp/town-sakuho-nagano/ 〇モンベルフレンドエリアふるさと納税 https://furusato.montbell.jp/municipality/disp.php?id=211330 いつもレティファームのハーブティーをお求めいただき、誠にありがとうございます。
2024年9月1日より、お取引先様およびオンラインショップにて大幅な値上げをさせていただいております。
2012年の創業以来、ハーブの美しさを多くの方に伝え、みなさんに喜んでいただきたいという思いで経営を続けてきました。
近年は、運営体制にも大きな変化があり、これまでひとりで運営してきたものを、通年でスタッフを雇用し、畑への人材、資材双方の投入を行い、オンラインショップの運営や、SNSでの発信を行うなど、生産体制、販売体制ともに強化をしてきました。
経営体制の変化もあり、改めて価格の見直しを行ったところ、乾燥技術の維持のための経費や、近年の資材や配送費等の価格高騰も加わり、相当の値上げをする必要がでてきました。 各お取り扱い店様において店頭にて順次価格改定を行っていただく予定です。オンラインにつきましてはすでに新価格となっておりますので、ご確認くださいませ。
値上げに伴い、いつもご購入いただいている皆さまから「頑張ってください」「持続可能な経営に賛同します」「他にはないハーブティーをありがとう」といったコメントをいただきました。 これからも、これまで以上に、美味しく、そして個性の光る技術を磨いてまいりたいと思います。 皆様にはご負担となってしまいますが、質の高い商品を皆様にお届けしていくため、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 レティファーム
今年は、私たちの畑のある佐久穂町でも、7月が異様に暑く、暑さで例年通りの収穫ができていないようなハーブもあるほどです。 ハーブティーの水出しについて問い合わせいただくことが増えてきましたのでご紹介します。 淹れ方は、水出しでじっくりがおすすめです。
ブレンド名:月の光に包まれて キャッチ:素敵な朝を迎えるために
ブレンド名:森林浴 キャッチ:まだまだ頑張りたいあなたに
私たちのハーブティーは、あくまでも目的は、嗜好品としてお楽しみいただくこと。見た目からも自然の美しさを感じてもらえて、飲んで美味しくて、淹れているあいだの時間も含め、その豊かさを感じる一杯。効能云々を頭で考えるのではなく、美味しいものを飲んで五感が満たされれば、身体にも心にもきっといいよねっ、というスタンスでお届けしています。 Photo:Masako Yamaue




畑に咲くお花たちをそのまま摘み取り、洗浄後乾燥室に入れていくので、乾燥室にはたくさんのスティックハーブが吊るされ、カラフルでにぎやか、収穫作業も楽しくなります。
このスティックタイプのハーブティーは、私たちにとっても初めての経験で、乾燥や保管などの試行錯誤を経て、この姿形そのままのハーブを製品化することができました。MORIASOBI様からのきっかけで制作したこの商品を、昨秋から私たちのオリジナルでも制作しようと検討を重ねてきました。
上:濃いピンクのエキナセアと、キャンディミント 下:オレンジのカレンデュラと、レモンバーベナ。 カップにお湯を注ぎ、3分待って完成です。 お湯を注ぐとじわじわとお花が開く様子が美しい。 エキナセアは最初は濃い紫に近い色味ですが、お湯を注ぐときれいな透き通ったピンク色に変化するのがポイントです。
制作できる数もごく少量のため、現時点でお取り扱いいただいている店舗はとても少ないのですが、今後はもう少し展開する予定です。 ビジネスの方は価格や数量等お問い合わせください。
8月に入り、いよいよハーブの花たちもこれでもかと花をつけ、短い夏の盛り感じます。
昨年からご縁をいただき、軽井沢のハルニレテラスさんの中にある素敵なショップMORIASOBIさんにて、この花をそのまま組み合わせた【Natural Herb Bouquet】のお取り扱いをしていただいております。
カレンデュラは虫が付きやすいため、念入りに時間をかけて洗い、ピンチにつるして干していきます。大変てまひまのかかる作業ですが、干しあがるハーブの美しさを眺めると不思議と苦にはならないものです。
圧倒的な存在感を放つエキナセア。

このホーリーバジルを使ったブレンドは、「大地の祈り」。 この唯一無二の香りを味わってほしいから、合わせるのはブルーの色を出すマロウのみ。ホーリーバジルだけでも、きれいな翡翠色のお茶になりますが、マロウを加えることでより一層、神秘的な色味になります。このブレンドは、長いことファンでいてくださっている方も多く、やっとやっとお届けできる喜びでいっぱいです。 購入はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/29853680 ホーリーバジルは7月上旬ころから少しずつ収穫が始まります。
花芽を摘んでいくことを繰り返すとわき目が成長し、8月には50cm~60cmほどの背丈に成長します。
ハーブの収穫~ホーリーバジルなんとなんと、観測史上最速の梅雨明けですね。標高830mの畑でも、朝8時頃から照り付けるような日差しを感じます。標高が高いのでとにかく太陽に近く、日差しの強さには参ります。時折、風がさーっと吹き抜け、風に揺れるハーブがなんとも気持ちよさそうです。 畑では例年よりもやや遅めながら、続々とお花が咲き始めています。なかでも目を惹くのが、この濃いピンク色の花をつけるマロウ。ウスベニアオイといいますが、アオイ科の花らしく背も高くなります。
マロウの花の蜜を吸うために、ミツバチが行き交い、ブンブンと元気な羽音が聞こえます。
マロウは、ひとつひとつで手広げて、乾燥させます。
ピンクの花を干すと濃い紫に乾燥が仕上がり、お湯を注ぐと青い色がじわじわとしみだします。 
ひだまりの夢と大地の祈りに使用しています https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912
マロウ自体には特徴だった香りや味わいがなく、ブレンドの味を邪魔せずにきれいな発色が楽しめるので、レティの中でも特に沢山育てているハーブです。前年の種がこぼれて、こぼれ種から発芽するため、一度苗を買えば毎年手がかからない育てやすさも魅力です。毎年、好きな場所に好きなように葉を広げてくれてます。 花期が長く秋まで咲いてくれますので、丁寧に摘んで乾燥させてを毎朝繰り返し、大事にお届けしています。 ↓青いハーブティーについて書いた記事はこちら↓タイの青いハーブティー5月の連休が終わると、春の雑草が終わり、夏の草の芽が少しずつ顔を出します。春の雑草に負けじと、この季節に存在感を発揮するのがカモミール。カモミールは、ハーブの中でも最もメジャーといってもいいほど有名なハーブ。甘めの香りで「青リンゴの香り」とも言われます。一般に知られるカモミールは2種類あり、ローマンカモミールとジャーマンカモミール。レティで育てているのは、ジャーマンカモミール。レティでは「月の光に包まれて」というブレンドに使用していますが、とても人気のあるブレンドで毎年数か月で売り切れてしまいます。

収穫したカモミールを洗い、干しざるに重ならないように広げます。 
乾燥中のカモミールの様子。 乾燥に関してはこちらの記事もご覧ください。https://lehti-farm.com/news/478/ 
ハーブティ-にお湯を注ぐと、みるみる葉が広がります。
↑ひだまりの夢
黄金色の約束↑
畑で生えているフレッシュなミントそのままのように葉が広がりますこれがもし、高温の乾燥機で乾燥させ(茶色く変色します)、細かく砕いてあるようなハーブだったら、このようなわけはいきません。 淹れたときに広がる香りは、新鮮なハーブならでは。先日、友人たちとの集まりで特に何も言わずにそっと出した「黄金色の約束」。香りだけで「なにこのいい香り!」と驚かれ、飲んで「美味しい!」と大人気、ホクホクな一瞬でした。普段黙々と商品を作ってお届けしているので、リアルな反応が聞けるととても嬉しい。昨年始めた、個人の方向けのオンライン販売でも、リピーターさんがついてくださり、全国に「おいしい」一瞬をお届けできる日々に感謝の想いです。 ミント収穫や乾燥方法の詳細は以下リンク↓キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~
ハーブの乾燥方法~色も香りも良いハーブ一般的なハーブティーのイメージは、淡くて優しく飲みやすい味わいのものが多いかと思います。体調面などからハーブティーに関心を持つ方も多いので、ハーブの持つ効果に着目される方も多いことでしょう。


面白いもので、ひとつの素材の量を0.1gだけ変えただけでも、全体の印象がガラッと変わるのです。こっちのほうが味が締まる、さっきのほうが最初に鼻に抜ける香りがいいけど後味はぼやける、ぬるくなった時に飲んでもおいしい、など黄金比を見つける作業は悩ましくもあり、とても創造的な時間です。 0.1g単位ではかれるキッチンスケールも最近は見かけますので、お手元にハーブが数種類あれば、1.5gを基準に気軽にブレンドに挑戦してみてください。
青いハーブティーと聞いてどんなハーブを想像されますでしょうか。 最近、インスタグラムなどで見かけるようになってきたのは、タイなどで親しまれているバタフライピーという「蝶豆」の青いハーブティー。以前、こちらのでもご紹介したものです。タイの青いハーブティーもう一つは、レテイファームで栽培し、ブレンドに使用しているマロウ(ウスベニアオイ)。

アオイ科で背が高く、最盛期はちょっとしたマロウの森のようになります ↑photo by ikegamisatoru
毎日花を咲かせ、しぼんでいくので、午前中に朝露が乾くころを見計らって手で摘み取ります
乾燥させるとマロウは濃い紫になります
お湯を注ぐときれいなクリアな青い色。次第に空気に触れて青は薄くなります。
レティのハーブティーでマロウを使っているのは「ひだまりの夢」「大地の祈り」。 飲食店など、提供時に青い色が持続していたほうが良い場合など、マロウをバタフライピーに変えて納品させていただくことも可能です。 「ひだまりの夢」をマロウとバタフライピーで比較してみました。 左がマロウ、右がバタフライピー
お湯を注いでしばらくはマロウのほうが青みがかっています。次第にじわじわ右のバタフライピーから青が出てきて、マロウは次第に緑がかっていきます。3分抽出後、グラスに注ぐとはっきりと違いが分かりますが、マロウ(左)は青がなくなるのに対し、バタフライピー(右)は時間が経っても青いままです。 こちらの白いマグに入れたほうがバタフライピーの色が分かりやすいかもしれません↓
お湯を注いで、じわじわとしみだしてくる青を眺める時間はなんとも贅沢な時間です。 ひだまりの夢https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912 大地の祈りhttps://lehtifarm.thebase.in/items/29853680 普段はマロウを使ってお届けしておりますが、リクエストがあればバタフライピーでもおつくり致しますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
秋に収穫したレモングラスをブレンドに使い始めています。 やはり採れたて、乾燥したては色も美しい。

腰よりも高くなったレモングラス。大きさは直径で30cm以上になります。 
高原の光と風
レティのレモングラスは、近くの作業所さんでハサミを使って丁寧にカットしていただいています。 レモングラスの冬越しをさせたことはなく、枯れたものは春先に処分し、毎年新しい株を植え付けしています。 レモングラスたっぷり、すっきりしたブレンドはこちら↓ 高原の光と風 https://lehtifarm.thebase.in/items/24778561 レティの商品を初めて買う方はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601
信州は紅葉もすっかり終わり、冬の入り口に立っています。
レティの畑も畑じまいをして冬眠に入ります。今年は、町内の有機農家のスタッフさんから、施肥の方法を教えていただいているのですが、冬じまいの際には、来春までに畑が良い状態になるように、土壌改良目的で堆肥をいれて、トラクターでかきまぜていただきました。堆肥の一部には、同じ佐久穂町にある黒澤酒造さまの米ぬかをつかわせていただきました。
キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~これから春までは、ハーブの収穫はありませんが、新しいブレンドをつくったり、ギフトの企画で動いたり、夏の間できなかったことも進めています。情報発信も少し多めに、と思っていますので、またよろしければ覗いてくださいませ。 レティの商品を初めて買う方はこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601 秋冬におススメの生姜ブレンドはこちら↓ https://lehtifarm.thebase.in/items/53022838 850mの信州。朝は霜が降りるような気候になってきました。 最高気温は15度ほどで風もつめいたい日々ですが、晴天率の高いこの地域では、日中は日差しが強く、畑ではミントを摘んだり、畑じまいの用意をしたりしています。今年は9月も暖かかったこともあり、収穫のあとも伸び続けているレモングラスを追加で刈り取り、乾燥室で乾燥させる作業なども行っています。畑作業から戻ると手が冷たくなっていたりするのですが、やはりそんなときに温かなハーブティーは欠かせません。薬事法の関係で、効能などは記載できませんが、寒い季節にお勧めしているのは黄金色の約束というブレンドです。
以下がブレンドされています 熊本県産のショウガたっぷり レモングラス インド産の有機シナモン キャンディミント カレンデュラ とても味わい深いブレンドです。 この写真で奥に写っているのがオーガニックのシナモンスティックと、黄金色のカレンデュラ。黄金色の約束は他のブレンドよりも少し長く5分程度じっくり抽出していただのがおすすめです。3煎目、4煎目になれば長めに抽出していただくと、ちょっとピリッとした大人の味わいも楽しめます。 日の入りの早くなった今時期、あっという間に日が暮れますね。秋の夜長に読書をしてのんびり、というわけにもいかない方が多いかと思いますが、いつものお茶をハーブティーにかえて、ほっとひと息いれていただけたらと思います。 オンラインでは、一包入りのお試しセットの中にも黄金色の約束を追加しました。 https://lehtifarm.thebase.in/items/52710601 20包入りも販売中です。 https://lehtifarm.thebase.in/items/53022838
梅雨時、雨が続きますが、適度に晴れ間もあり、順調にハーブは生育しています。 レテイファームでは、オリジナルブレンド(6種類)のハーブティーのほかに ホテルや飲食店さん向けに、そのお店専用のブレンドをご提供させていただいております。 飲む場所の雰囲気や、客層、ご提供いただくシーンをご相談いただき、ブレンドの検討に入ります。 ブレンドの検討は、0.1g単位での調整になりますので、苦労もありますが 新しいものを作り出す作業もまた、この仕事の醍醐味だと感じます。 本日は、そんな専用のブレンドの一つをご紹介します。 THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 様で、お客様のウエルカムティーとして この季節限定でご提供しておりますカモミールのブレンドです。 畑に咲くカモミールを時間をかけて除湿乾燥し、レモンバーム、キャンディミント、 甘夏ピールと合わせた初夏にぴったりのブレンド。 レモンバームは変色が速いため、収穫してすぐに乾燥させることによって フレッシュのままのような、美しい緑に仕上がります。 旅先で、この土地の自然を眺めながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけることを想像してお届けします。 「絵を描くようなブレンド」 ホーリーバジルを使用した「大地の祈り」をティーバックに詰めるとき「お花を描くように入れてね」と代表の内藤から教わりました。完成したものをみて納得。(写真)ホーリーバジルの茎の上に、マロウの青い花がのって、一つのお花がイメージできます。
ホーリーバジルは、古くからインドの伝統医学アーユルヴェーダでも用いられてきたハーブで、ヒンドゥー語では「トゥルーシー」英語では「ホーリー=聖なるバジル」、和名は「神目箒(カミメボウキ」と呼ばれ、日本でも年々生産者が増えてきています。香りも味わいも西洋のハーブにはないもので、甘みのある華やかな香りにスパイシーさが加わった唯一無二な存在感のハーブです。レテイファームでは、ほかの香りのあるハーブとのブレンドは避け、青い色の出るマロウのみと合わせ、ホーリーバジルだけを味わって頂くようにしています。ミントのような清涼感(スースーする感じ)はありませんが、飲んだ後のすっきりとした後味が心地よく、身体に沁みこんでいきます。クセになる味わいのホーリーバジル。 こちらが中身です
ティーバックに収まるサイズのホーリーバジルの茎・葉・花と青い色のマロウの花。その姿のまま詰めています。ティーバックの大きさは6mm×8mm。畑のそのままの形(ホール状)でお届けするためのホーリーバジルの収穫作業をご紹介します。
ホーリーバジルにはいくつか種類がありますが、レティファームでは、日本ホーリーバジル協会より取り寄せているオオヤトゥルーシーの苗を使用しています。 標高850m程のレティの畑では、梅雨明けの7月末~元気に花が咲き始めます。畑では、花が咲いている部分から15~20cmあたりでカットします。暑さによる蒸れを防ぐため、畑での滞在時間を減らす必要があり、畑では大きめにカットして作業場へ持ち帰ります。
洗ったホーリーバジルを、下の写真のように扱いやすいサイズ(だいたい4cm)の長さに再び切り、除湿乾燥させます。
左が乾燥前、乾燥しあがったものが右になります。カットの手間はかかりますが、あらかじめティ―バックに入るようなサイズにしておくことで、きれいな形のままティ―バックに詰めることが可能となるのです。 癖になる味で、ファンの多いホーリーバジル。 まだ飲んだことのない方は、ぜひお試し頂きたいです。 https://lehtifarm.thebase.in/items/29853680
レティファームでは、多くのブレンドにキャンディミントを使用しています。 以前は、ブラックペパーミントを使用していましたが、6年前からキャンディミントに変更しました。キャンディミントはスペアミント系の品種ですが、清涼感がマイルドであることと、やや甘みがあるのが特徴です。キャンディミントの収穫~おいしさへのこだわり~収穫はハーブの香りが一番高いとされる午前中に行っています。キャンディミントの場合、ハーブティーに使用するのは、ミントの一番上の葉の部分のみ。一番上のリーフだけを、ひとつひとつハサミで切る作業ですから、なかなか一度にたくさんの量を収穫することは難しいのが現状です。
収穫したてのミント
ミントとマロウの乾燥の様子 また、太陽の光に当たることでミントが蒸れて、香りを損なわないよう、細心の注意を払う必要もあります。
効率を上げるため、一度にすべて刈り取って、全てのリーフを使えばいいのではないか、と考えたこともあるのですが、結果として一番上だけを摘んでいるのには理由があります。 一番上のミントと、2番目よりも下に生えているミントを乾燥させ、抽出します。味を比べてみると、その香りと味わいに明らかな違いがあることがわかります。一番上のリーフは、すっきりと澄んだ味わいがしますし、香りもはっきりとしています。2番目以降のリーフは、雑味がありますし、香りも薄い。一番多くのブレンドに使用している、レティの要ともいえるキャンディミントですから、手間をかけてでも、一番おいしいものを使うことにしています。 五感で楽しむレティのハーブティー 購入はこちらから→https://lehtifarm.thebase.in/ 前回の記事で、多くのハーブを除湿乾燥という方法で自社乾燥していることをお伝えしましたが、今回は一部のハーブに使用している機械乾燥について。特にレモングラスの乾燥について説明していますので、ご興味のある方は読み進めてください。 乾燥の機械は様々あるのですが、お湯を注いだ時にフレッシュハーブのようにきれいな色をしていることを目指し、変色の少ない低温の減圧乾燥という方法をとっています。野菜や果物の乾燥については、温風乾燥の機械が普及しておりますが、温風ですと熱によってハーブが茶色く変色することがあるため、低温で乾燥できる減圧乾燥を選んでいます。減圧乾燥とは、圧力をかけることで、沸点が下がり、低温でも水分が蒸発する、という理屈です。機械乾燥については、専門の業者さんへお願いしています。 機械乾燥するハーブは、レモングラスと、ローズヒップ、ジンジャー、りんご、カシスなどの果実類です。レモングラス以外のハーブは、水分量が多いため、自社で乾燥するのは難しく、衛生的な観点から機械乾燥をしています。
写真にあるように、背丈が高く、株数も多いため、一度に乾燥できる業者さんへお願いしています。機 機械乾燥を使用するにあたり、除湿乾燥と機械乾燥で見た目、香り、味を比べていますので、その違いを紹介します。
フレッシュのレモングラスは、鮮やかな色をしています。 乾燥後はこちら。左が機械乾燥、右が除湿乾燥です。
ほとんど違いはありませんが、色は除湿乾燥の方がやや鮮やかさが残っています。 この時点で香りに違いはありません。
これを5mmほどにカットし、一定の条件でお湯を注ぎ、蒸らし、抽出します。 飲んでみると、機械乾燥は香りがよく、味に深みがあり、後味の余韻も感じます。除湿乾燥のほうは香りが薄く、機械乾燥に比べると、ややぼやけた印象です。色の鮮やかさは除湿乾燥が若干優れていますが、レモングラス本来の味わいは機械乾燥が勝る。レティのコンセプトである【五感で味わう】ために、香り、見た目、味を総合的に鑑みて、機械乾燥のレモングラスを採用しています。 ご自宅で楽しんでいただくためにレモングラスを乾燥させるぶんには、除湿乾燥で十分楽しめますので、機械乾燥でなくてはいけないということはありません。ご自宅でのレモングラスの乾燥については、遮光し、除湿乾燥でお試しください。 レモングラスをたっぷり使用したブレンドは定番の「高原の光と風」 名前の通り、すっきりさわやかなレモングラスと、キャンディミントの香り。お食事の最後に出してもしっかりと締めてくれるような味わいです。高原の光と風畑に見学にみえる方から「乾燥はどうやっているの?」とよく質問されます。 趣味で栽培したハーブを乾燥させたいが、どうしたらよいか、ご質問いただくこともあります。 ご参考までに、レティのハーブの乾燥方法についてお伝えします。 自社栽培のバーブを収穫し、乾燥させていますので、採れたての新鮮なハーブのエネルギーをそのまま損なうことなく乾燥させることが前提です。
このように、部屋の一部をできるだけ密閉性を高めた部屋に改装しています。そして、畑で採れたハーブを洗ってから、干しザルに入れて、干しざるを置く棚を設けました。乾燥させているハーブの香りで部屋が満たされます。
ザルいっぱいに敷き詰めたハーブも、やがてこのように小さくなります。
他にご自宅で試しやすい乾燥方法として、天日干しなどの自然乾燥がありますが、乾燥に時間がかかりますし、カビの発生の可能性や紫外線による変色も考えられます。その点、除湿乾燥は、家庭用の除湿器でも可能ですので、ご家庭でも挑戦しやすいかと思います。
五感で楽しむレティのハーブティー 購入はこちらから→https://lehtifarm.thebase.in/ 
朝から素晴らしい青空が広がった、昨日13日、2包入りのパッケージの変更に伴い、ホームページ用の写真と、畑やブレンド作業の様子などを撮影して頂きました!
カメラマンは、やまうえ雅子さん。 彼女の撮る写真は温もりが感じられて、とても好きです。 おいおい、ホームページ他でご紹介していきたいと思います。
甘夏ピールは、かんきつの香りとほろ苦い味わいが特徴。新しいハーブティーをブレンドしているとき、なんとなくバランスがいまいち、というときにわずかに入れると、まとまりの出る万能なハーブです。 ひだまりの夢の「ほっこりのんびりゆったり気分」というキャッチには、この甘夏ピールの存在が欠かせません。 https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912
レティファームでは、ハーブの乾燥を基本的に除湿乾燥していますが(色が一番美しく仕上げるため)レモングラスは減圧機による
乾燥をしております。 他のハーブは、10月末まで毎日摘みますが、レモングラスは秋に一年分一度に収穫する為、除湿ではかなりの時間を要してしまいます。そこで、一昨年から、減圧機による乾燥を試みてきました。 この機械を使うと、通常3日から6日かかる作業が、約8時間で仕上がります。 味について、何人かに飲み比べて頂いたところ、全員から減圧乾燥のレモングラスの方が美味しく香りも強いというご感想をいただきました! 色は、除湿乾燥の方が美しいのですが、より美味しいハーブティーをお届けしたく、昨年より減圧乾燥に切り替えました。 味も香りも従来のレティファームのティーより美味しくなっていると思います! 是非、ご賞味下さいませ。
3月1日、長野県中小企業振興センターにて「平成30年度 地域資源製品開発支援センター成果発表会」が開催されました。 レティファームも『ハーブ園のwebサイト制作』にてついて発表する機会を頂き制作者のECdesignの青柳さんがスピーチされました。 また、休憩時間には来場者の皆さんにハーブティーを飲んで頂き、大変好評を頂きました。
長野県工業技術センターにお願いし、生姜の乾燥を初めて「湿球制御式乾燥機」で試みました!
従来の乾燥方法と比べ、色や味わいにどのくらい違いが出るか楽しみです。
11月には、ホームページの作成と同時に進めたリーフレットも完成いたしました。
これまで、出店の際やプレゼントに同封として、レティファームの紹介をお渡しできたらと思っておりましたが、それが実現しました。おかげさまで第一弾として制作したものは配布を終え、新たに増刷もいたしました。 制作にあたっては、畑での撮影からはじまり、文章の構成や、写真の選定など積み重ねてようやく完成しました。 作成にあたって、レティファームの魅力は何だろうか、お客様はレティファームのどんなところを支持してくださっているのだろうか、そんなことを改めて整理する、非常にいい機会となりました。 今後も、お取引先様各所にてご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。 レティファームのホームページが12月10日に完成しました。 平成30年の大きな目標であったホームページの作成が完成し、清々しい思いで新しい年を迎えられたことに大きな喜びを感じています。
ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。 こちらのページから、レティファームの近況をお伝えさせていただきまして、よりレティファームが身近な存在となれますよう、努めてまいります。 今後とも、宜しくお願い致します。Copyright Lehti © All Rights Reserved.

