2023/06/05
今年の夏は、猛暑で大雨になるとか、ニュースを聞きますね。私たちの畑はもともと水田で、そもそも水が溜まりやすいように設計されているため、雨が多く降ると沼地のようになり人間はうっかりしていると足をとられ、乾燥を好むハーブにとっては厳しい環境にもなり得ます。
畑をやっていると、同じ年というのはないですし、予定通りなんてこともなくて、常に変化していく植物をよく観察して、必要なことを施していくのが、私たち人間の役目なんだろうと思います。ということで、大雨に備え、水を外に逃がす対策を施しました。
6月に入った現在は、草との闘いの日々です。
自然のままで育てたいと思うのですが、自然にしておいたら雑草もハーブも区別がつかなくなってしまい、あるときなんて、雑草の間に生えたハーブを探して摘むようなときもありました。そのため、ある程度雑草も管理をして、収穫時に人の手を入れやすくすることが必要で、そのせめぎあいの畑づくりをしています。
そんな人間の働きの横で、どんな状況でも生き延びようとする植物の逞しさに勇気をもらったりもするものです。始まりは、弱弱しく顔を出した双葉から、根を張り、葉を広げて養分を蓄え、花をつけて種を残しゆく。潔い姿です。
そして、そんな植物の姿をそのままにした商品を形にして、販売することになりました。が、ちょっと長くなりますので、次の投稿に続きます。
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