2020/08/28

ハーブの収穫~ホーリーバジル

「絵を描くようなブレンド」

ホーリーバジルを使用した「大地の祈り」をティーバックに詰めるとき「お花を描くように入れてね」と代表の内藤から教わりました。完成したものをみて納得。(写真)ホーリーバジルの茎の上に、マロウの青い花がのって、一つのお花がイメージできます。

ホーリーバジルは、古くからインドの伝統医学アーユルヴェーダでも用いられてきたハーブで、ヒンドゥー語では「トゥルーシー」英語では「ホーリー=聖なるバジル」、和名は「神目箒(カミメボウキ」と呼ばれ、日本でも年々生産者が増えてきています。香りも味わいも西洋のハーブにはないもので、甘みのある華やかな香りにスパイシーさが加わった唯一無二な存在感のハーブです。レテイファームでは、ほかの香りのあるハーブとのブレンドは避け、青い色の出るマロウのみと合わせ、ホーリーバジルだけを味わって頂くようにしています。ミントのような清涼感(スースーする感じ)はありませんが、飲んだ後のすっきりとした後味が心地よく、身体に沁みこんでいきます。クセになる味わいのホーリーバジル。

こちらが中身です

ティーバックに収まるサイズのホーリーバジルの茎・葉・花と青い色のマロウの花。その姿のまま詰めています。ティーバックの大きさは6mm×8mm。畑のそのままの形(ホール状)でお届けするためのホーリーバジルの収穫作業をご紹介します。

ホーリーバジルにはいくつか種類がありますが、レティファームでは、日本ホーリーバジル協会より取り寄せているオオヤトゥルーシーの苗を使用しています。

標高850m程のレティの畑では、梅雨明けの7月末~元気に花が咲き始めます。畑では、花が咲いている部分から15~20cmあたりでカットします。暑さによる蒸れを防ぐため、畑での滞在時間を減らす必要があり、畑では大きめにカットして作業場へ持ち帰ります。

洗ったホーリーバジルを、下の写真のように扱いやすいサイズ(だいたい4cm)の長さに再び切り、除湿乾燥させます。

左が乾燥前、乾燥しあがったものが右になります。カットの手間はかかりますが、あらかじめティ―バックに入るようなサイズにしておくことで、きれいな形のままティ―バックに詰めることが可能となるのです。

癖になる味で、ファンの多いホーリーバジル。

まだ飲んだことのない方は、ぜひお試し頂きたいです。

https://lehtifarm.thebase.in/items/29853680


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