2021/11/27
秋に収穫したレモングラスをブレンドに使い始めています。
やはり採れたて、乾燥したては色も美しい。
寒冷地であるこの地域は、霜が降りなくなる5月20日以降に植えるのが一般的。今年も植え付けは5/22に行いましたので、植え付けから約4か月で収穫となります。もともと亜熱帯の植物なので(インドやタイでよく利用されるのをご存じの方も多いかと思います。)、温度低めのこの地域ではビニールマルチをしています。収穫時期に、見分けがつきにくいイネ科の雑草が生えてくるのでそれを防ぐ目的もあります。水やりは植え付けの時以外は必要ありません。収穫まで雑草をとる以外は特に手がかからないので初心者にも育てやすいハーブです。
毎年恒例のレモングラスの収穫は、秋の気配を感じる9月中旬に行います。切ったときの断面から放たれるその香りで、収穫時期の成熟を判断。他のハーブですと、「葉の裏に触れて香りをかぐ」のが一般的ですがレモングラスは触れただけでは香りは手につかず、切り口からの峻烈な香りが特徴。
腰よりも高くなったレモングラス。大きさは直径で30cm以上になります。
ひもで縛り、草刈り機で刈り取り、長いまま乾燥業者へ持ち込みます。多少自社の乾燥部屋で乾燥させるのですが、味が機械乾燥のほうが味が良い。機械乾燥と除湿乾燥のレモングラスの色や香りの違いについてはこちら↓
少量をご自宅で乾燥する場合は、よく洗い、扱いやすい長さに切って、日陰で乾燥した場所で干しておくのが良いでしょう。洗濯乾燥用の除湿器があればそれを用いたり、扇風機を当てたりして、3日~1週間ほどでしょうか。フレッシュで飲むのと、乾燥させたのでは、味も香りも異なるのが特徴的かと思います。飲む際は0.5cmほどの幅に切って、成分がしっかりと抽出できるようにしてみてくださいね。
レティのレモングラスは、近くの作業所さんでハサミを使って丁寧にカットしていただいています。
レモングラスの冬越しをさせたことはなく、枯れたものは春先に処分し、毎年新しい株を植え付けしています。
レモングラスたっぷり、すっきりしたブレンドはこちら↓
高原の光と風 https://lehtifarm.thebase.in/items/24778561
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