なんとなんと、観測史上最速の梅雨明けですね。標高830mの畑でも、朝8時頃から照り付けるような日差しを感じます。標高が高いのでとにかく太陽に近く、日差しの強さには参ります。時折、風がさーっと吹き抜け、風に揺れるハーブがなんとも気持ちよさそうです。
畑では例年よりもやや遅めながら、続々とお花が咲き始めています。なかでも目を惹くのが、この濃いピンク色の花をつけるマロウ。ウスベニアオイといいますが、アオイ科の花らしく背も高くなります。
マロウの花の蜜を吸うために、ミツバチが行き交い、ブンブンと元気な羽音が聞こえます。
マロウは、ひとつひとつで手広げて、乾燥させます。
ピンクの花を干すと濃い紫に乾燥が仕上がり、お湯を注ぐと青い色がじわじわとしみだします。
ひだまりの夢と大地の祈りに使用しています
https://lehtifarm.thebase.in/items/24903912
マロウ自体には特徴だった香りや味わいがなく、ブレンドの味を邪魔せずにきれいな発色が楽しめるので、レティの中でも特に沢山育てているハーブです。前年の種がこぼれて、こぼれ種から発芽するため、一度苗を買えば毎年手がかからない育てやすさも魅力です。毎年、好きな場所に好きなように葉を広げてくれてます。
花期が長く秋まで咲いてくれますので、丁寧に摘んで乾燥させてを毎朝繰り返し、大事にお届けしています。
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タイの青いハーブティー